ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>涼夏、奏音、(張)、all
玲士(れいじ)「うん、ありがとう奏音。行ってくる。燈は大丈夫…じゃない、か。」
(戻ってきた奏音から"頑張ってください"と励まされると玲士は確りと頷き。涙目である夜空色の瞳に気付いては相手の眦にぽんぽんと手拭いで残りの涙を生地に柔らかく吸わせるよう押さえ。そのまま奏音に手拭いを渡しつつ燈は大丈夫かと顔を向ける際、弟の方は我慢の限界だったのか志々雄の元へと既に駆け出していて)
玲士(れいじ)「…分かった分かった。」
(涼夏の強がる声が鼓膜を突き抜けていきながら、ややして深呼吸の音が薄い菫色髪の彼女から2回程聴こえ。震える声で呼ばれて"分かった"と何度か頷くなりそちらに向かい。燈と同じく既視感のある狛犬と鳥居を見ると少し黙りながら賽銭箱のある閉め切られた拝殿をじっと見上げ。小銭をそっと入れると鈴を鳴らさず手を合わせて黙想し。目を開けると相手が願い終わった契機を見てから空いた片手を差し伸べ。「ほら、涼夏。手繋いでていいから。帰りも怖くないし行こ?」と、密かに怯えている花色の瞳(涼夏)を見て)
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