??? 2021-04-26 15:56:29 |
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幼き頃、霊感の強かった少年は普通なら見えないであろう人ならざる"モノ"が見えてしまう体質のせいで周囲の人間や友達は愚か、家族にまで気味悪がられ冷たい視線を向けられ、いつしか無視されるようになった。
学校では無視されるし、家では居ない子扱いされる毎日。無論何処にも自分の居場所など無く、何も言い返せないままそんな辛く苦しい生活が長い間続き、少年は成長し高校生となった。
このままこんな生活を続けていれば自分の心が壊れてしまう気がして、家族に一切伝えず内緒でこの機に親元を離れて父方の祖父母が暮らす小さな村─黄葉村に電車を使って無事に到着。二人と再会の喜びを分かち合えた所で、部屋に荷物を置いた後、久々の黄葉村を探索する為に出かける。懐かしい風景に自然と顔に笑みが零れつつも、お参りするため近くにある神社の境内に足を踏み入れると其処には──。
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