名無しさん 2021-04-19 19:31:40 |
通報 |
……別に、お前を拘束する気なんて無い。俺にとっては逃げさえしなければ何でもいいんだ、森でも何処でも好きに出掛ければいい。
(奴隷として売られていただけあって、主人の命令には黙って従うものかと思っていたがどうやらそうはいかないらしい。新たに提示された条件に動揺したのか少し瞳孔が開き、相手の瞳に籠った強い意思を感じ取ってはその力強さに言葉が詰まり。元々このエルフを買ったのは血を得るためであり、正直逃げられさえしなければ大抵のことは許容するつもりであった。それに、エルフの生態として日光や自然を好むのは周知の事実、となるとこの要求も理にかなっている。一人ふむ、と納得するとその真っ直ぐな瞳を見つめ返して回答し)
トピック検索 |