星宮の巫女に捧ぐ、風抜ける草原の協奏曲（NL/1対1/ファンタジー）

【基本情報】+.★

1.長期限定
2.速度はゆっくり想定
3.背後相性重視


【前提事項】+.★

世界観はアジアンテイスト／民族風／古代日本あるいは古代中国などのMIXを想定。提供は男性C、募集は女性C。年齢は両者とも10～30代の範囲で設定するものとし、二人の年齢は近付ける。NLの冒険譚を想定。


【物語概要】+.★

《提供》と《募集》の暮らす国では何か災いが起きると "星宮の巫女" と呼ばれる人柱を選び、遠くの土地にいる神様に捧げて、怒りを治めてもらうという古くからの習わしがあった。しかし、とても古い習わしなので、長らく行われていなかった。だが、中央の都市で謎の病気が流行し、占い師が解決策を占ったところ "星宮の巫女" を出して神様に捧げるしかないという話になる。

"星宮の巫女" は選ばれただけで大業だが、その使命を果たすためにも幾多の困難が待ち受けている。神殿までの旅路は長く、しかも国から出せるお付きの者は、"星宮の巫女" と齢の近い者を一人だけという決まりがあり、無事にその身を神様に捧げられる者がどれほどいるのかという噂である。よって "星宮の巫女" は国から複数輩出される。

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《提供》と《募集》の暮らす村は、小さくのどかな田舎の村で、謎の病気も遠くの話だったが、その適性があったために《提供》が幼い頃から慕っている《募集》も "星宮の巫女" として白羽が立ってしまう。王様の命令なので、仕方なく《募集》は運命を受け入れ、遠くの神様に命を捧げることにする。

《提供》は深く悲しんだが、それでも運命は変わらない。武道に心得のあった《提供》はせめて自分がお付きになりたいと申し出て、心から慕っている大好きな《募集》を彼岸に見送るための、長い長い旅が始まる。