（3L）君を眷属にしたい。（主従）

>>8 アンディ

（　一人になりたい、息苦しいのは嫌。そんな思いから人目を忍んで静かな図書館へ足を踏み入れ。お淑やかな少女の姿をしていたのは扉が閉まるまで。重たい音を立てて扉が閉まると同時に、両手の指を組んで手の平を空へ突き出す形にぐっと伸びをしつつ、暫しの休息を楽しまんとばかりに奥へ奥へと歩みを進めるも、窓から差し込む光に自然とそちらへ視線を向ければ椅子に座るひとりの女生徒。伸ばした手をおろして気持ちよさそうに眠る相手の傍へ足音を立てずにそっと近付くと、立てた食指の腹を触れないように気をつけながら首元、心臓と滑らせ。…──あーあ、ここが学園の外であればなあ。見るからに裕福そうな相手に内心で残念そうに呟くも、開かれた空色の瞳へ視線を合わせてゆったりと手を引きながら、問いには答えず名前が表す聖母の様に にっこりと微笑み　）
……おはようございます、お姉さま。こんな所で眠っていては危険ですよ。先生方が仰っていました、外から悪い人が入ってくるのだと。

（　／入学届けの確認ありがとうございます！折角なので主様のall文へ絡ませていただきました。初対面なのでお姉さま呼びですが、深い意味はありませんので誘導して頂ければと思います…！眷属等に関しても承知致しました。これからよろしくお願い致しますっ　）


>>16 オスカー

（　耳にタコが出来てしまいそうな程に聞いた『みんなを守る為に。』そんなちっとも響かない教えに凝った肩を解すべく、肩に手を置き腕をぐるりと回して気持ち良い外の空気を胸いっぱいに吸い込み──…ふとベンチの下で鈍く光ったものに目を引かれ、落ちているそれを拾い上げて。さあて、重さはどんな物だろうか。ブローチのピンを止めて親指で弾けば、簡単に空へ浮いたそれに本物の金ではないかもしれないと結論付け。目利きが出来るわけでも、ブローチに描かれている紋様が価値のある物かも分からないが故に、何処かがっかりした様子で片手でキャッチしそのままポケットにしまい込み。息抜きもしたことだしそろそろ戻ろうかと腰を上げ少し進んだところで、何やら困った様子で立ちつくす相手を見つけて　）
ごきげんよう、お兄さま。どうしたのですか、何やら困っているようですが。

（　／はじめまして！素敵なall文に絡ませていただきました。ええもう完全に盗みました！一部始終を見ていたことにしていただいても構いませんし、物の特徴を話して頂ければ拾ったと返すかもしれません。お好きに煮たり焼いたりしてやって下さいませ…！これからよろしくお願い致します。　）


>>all

……──ぴいぴい煩くてしょうがないから分けてやるのよ。感謝しなさいね。
（　野良猫の親子、それも子猫の方は目も開いていない程に産まれたばかりのようで。やせ細った母猫にどうしようもなく既視感を覚えると、慌てて学園内の購買で小さなミルクを購入したのは数分前。一緒に貰っていた二つのコップのうち一つへ固有魔法を掛けて軽く平べったく延ばした後、そこへミルクを注いでやりながら小さくぽつり。残り半分は外で飲むなんて はしたないのは承知で自身が飲みながら、よほど腹が減っていたのだろう勢いよく飲む母猫と母からミルクを貰う子猫をどこか羨ましそうに眺めて　）

（　／はじめまして！癖が強いタイプの娘で本当に申し訳ないのですが、皆様仲良くしていただけると幸いです……。白黒主従問わず展開の相談など大歓迎ですので、これからよろしくお願い致します！　）