2021-04-15 01:53:35 |
通報 |
>13 日菜先輩
わっ……とと、すみません。大丈夫です──って、日菜先輩。
( ぼんやりと考えごとをしていたせいか、ぶつかりそうになってしまった。危ない、気をつけなければ。体勢を直して問題ないと答えようとしたところで、その声の主が知り合いであることに気付く。「ええ、寧ろ手伝ってくれないんですか?日菜先輩と二人きりなら、雑用も悪くないかなあ……って、思うんですけど」知っている彼女が相手であるからこそ、図々しく手伝ってくれるのが当たり前、とでも言いたげな言葉を紡いで。甘えたような声色で、反応を窺うべくちらりと上目遣いを )
トピック検索 |