とある機械人形 2021-04-11 15:48:03 |
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名称ならもう教えただろう、俺は守護特化型戦闘用アンドロイド試作一号機だ。好きなように呼べ。
(どうやら満足したらしい相手によって解放された手を暫し不可思議そうに眺めた後、思考を切り替え踵を返しては近くにある大きな箱まで歩いていき、中身を漁る背中に掛けられた声には既に知っている名前の情報を何故か口にする行為への率直な疑問を抱きながらも再度己に与えられた型番を告げ、呼称如何については拘りがないらしく相手に委ねることにして。と、雑多な箱の中から目的の物を見出したようで銀色のパウチに包まれたバータイプの栄養補助食品を一つ手にすれば相手の方へと放り投げ)
今のうちに食べておけ。この先、まともな栄養確保が出来る保証はないからな。
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