とある機械人形 2021-04-11 15:48:03 |
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───え…?
( 窮屈な監視社会とは真反対の、広大な蒼穹と明るい陽光が双眸に眩しい、そんないつもの風景。友人を待つ時間何処で時間を潰そうかと、ラウンジを緩りと練り歩く。活気溢れる喧騒、白昼夢を見ている生徒、何の変哲もない日常に、不意に異様な影が姿を表したのはその時だった。ドラマでよく見るSPに似た、余りに堅苦しく鎮静な雰囲気を纏っているまるで精巧な機械人形の様な風体をしている得体の知れない何か達が、足並みの揃った機械的な動きで此方に近づいてくる。生気の感じられない瞳が自身を捕えたと感じた刹那、彼らは銃火器を構え、思わずぽろりと声が漏れる。殺される、そう本能が悟った時には激しい轟音が周囲を包み、悲鳴が充満する空間に美しい青年が眼前に現れ、唖然と口を開き。一体何が起こってるのか、彼らは何者か、収拾のつかない事態と問いに混乱しながらも口から出たのは誰に言ったのかも分からぬ咄嗟の一言。 )
た、助けて……
( /初回ありがとうございますれ敵のアンドロイドを少々無理矢理登場させた感があるのですが、此方こそ返しづらくなってしまったら申し訳ないです。当方も同じく冗長な返しになってしまったのですが、ムラがあるとはいえ普段はもう少し少ない上、小説ロルも使用しますので悪しからず…!大学生にして頂いて全く差し支えありません!それではまた何か希望要望がありましたら、なんなりと仰って下さいませ。 )
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