「ん、大丈夫やで。いやいや、何だかんだ楽しかったし、気にすることあらへんよ!」 (若者の立ち去る音と心配して声を掛けてくる妹の声を聞くと、上手く行ったかと起き上がり、服についた砂を手っ取り早く払って相手を見る。何ら気にすることは無いと気さくに笑い、落ち込んでいる相手を慰めるようにやさしく背中に手を当てて)