(フワッと甘い香りが鼻孔をくすぐり、目が覚めて大きな欠伸が一つ出る。キッチンの方へ視線を動かせば、料理をしている三浦の後ろ姿が見えて) ふわぁ。…おはよ、城次郎。 (ベッドから起き上がり伸びをする。洗面所で顔を洗った後で三浦の側に寄って、いやホント、料理作るの上手いよなぁ…と思いつつ何が飲みたいかを相手に尋ねて) …何飲む?コーヒーか紅茶か…。冷蔵庫にも何かあるよな。