食やぁ良いんだろ。 (己がほっとけと告げれば、なんと彼は待ってると言うではないか。待たれるのも気が引け「んで待つんかよ。」とぼやきつつむす、と顰めっ面を布団から覗かし朝食を摂る事に起き上がれば渋々応答して。) んだよ、一郎クンは俺様と食いてぇの? (引き止められ、肩越しに窺うような視線を遣り。此の場を留まる気になったのか、緩慢と離れようとしていた距離を戻し彼との間を躊躇なく詰めて。)