よーし分かった、頼まれるわ。だから良い子で待ってろや。 (何やら此方の体調に安堵した様子を見せる一郎に気を良くしフン、と鼻を鳴らせば口角を上げ腕を伸ばすと相手の頭を気紛れに撫でてやる。 「又の機会には買い出しにでも行ってテメェらの好物でも作ってやっからな。」 ベッドから体を起こし降りれば上機嫌で一緒に出掛けようぜと告げ、リビングへ向かう足取りはちゃんとしたもので。)