碧棺合歓 / 主 2021-04-06 19:30:03 |
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ハッ、概ねそんなとこだろうと思ったわ、何でも屋だもんなぁ…じゃなきゃ自ら来る筈ねぇだろうしよぉ。黄昏てって、
(彼が萬屋を経営し回っている事なんか勿論知っているし、乾いた笑いを零すと其れを承知の上で伝え何でも屋と口にして表せば、物思いに耽ていないと言えば嘘になるが一服していただけにも拘らず、然も背後から見て取れる程だっただろうかと怪訝そうになり。)
ンなのいちろークンには関係ねぇだろが、分かったらさっさとてめーの地に戻って弟共のとこ帰れよ、とっととヨコハマから去れや。
(酔いが醒めちまったわ、妙に勘が鋭きやがると思いつつ、大概顔を突き合わせば其の度に胸倉を掴んだり罵詈雑言、突っ掛かるのが常だが、物憂げな顔付きで流し目に一郎を見遣り、話は終いだとばかりに儚げな背を向ければひらひらと適当に手を振り乍ら、前屈みに何処か覚束無い足取りで歩んで行き。)
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