其れもそうだな、頂くぜ。 (食べられるようにしてくれた彼の言葉には肯定し、ベッドから降り机の元へ行き座れば、一度彼へ目線を移し言うと、頂きますと手を合わせ人参をよけながらカレーを掬い、口にしていき。忙しない日々を過ごし摂食出来ておらず、食事を疎かにしがちだった己は手作りの温かみが身に沁み、悪くねぇんじゃないかと云うはぐらかそうと口にしようとした言葉は「旨い」と率直に素直な言葉がすんなりと口に出て。)