なっ…可愛い?くッ、一郎の癖に俺様を撫でんじゃねぇ。 (まさか可愛いこと言う、と撫でられるとは思いもせず、思わず目を丸くさせ暫く猫のように撫でさせていたも、其の手付きに弟達を切り捨てた代償で俺に向けられるのは憎悪だけで良いのに…、とズキリと胸が痛めば其れを隠すよう照れ隠しに頭を仰け反らせて。)