△ 2021-03-29 01:55:20 |
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(君には沢山の可能性がある。その気になれば素敵な女性と付き合うことだって出来るし恵まれた仲間も手を貸してくれる友人も沢山いる。 だから端的に言えば怖かったのだ。万が一に他の人の手を取った時、自分は一人になる。君にとって多くの人の一人でも僕にとっては数少ない、唯一といっても過言では無い大切な人なのだ。だから彼の善性を利用した。君は決して困った人を見過ごさない。いつだって救いの手を伸ばすからずっとそれを握っていることにした。振りほどかないのを知っているからくっついて自分には君が必要だと刷り込んだ。狙い通り君はずっと傍にいてくれた。可哀想に、悪魔に魅入られたせいで自由に動くことが出来なくなってしまったのだ。それが分かりつつもこの手を離す気はさらさらない。どれだけ傲慢なことだと罵られようが僕には君が必要でずっと傍にいて欲しい。だから今日も君の名前を呼ぶのだ。)
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