主 2021-03-26 13:18:20 |
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>ハル
あー…うん…すまなかったね。これからはちゃんと手紙とかを送ることにしよう。…だから、そんな声を出さないでくれ。私はそういうのに弱いんだよ…
(勇者でも自分よりは年下、やはり可愛いものだな。そう思っていたが、予想していたよりも強く抱き締められ、しかも泣きそうな声で話されるとなると此方もどうしたら良いか分からなくなり、取り敢えずは行き場を失っていた自身の両腕で相手を優しく抱き締め返し。今の相手を見ていると故郷の子供達を見ているようで罪悪感が襲ってくるため、今度からは手紙くらいはちゃんと送ろうと固く誓い)
 ̄
>リュウキ
ふむ、上手くやりくりしているんだね。それは良かった。
(一体どんな経営術を使っているのかと身構えていたが、話を聞いてみると変わったことはしておらず、実に相手らしいなと笑ってしまい)
…世界はそれほど良くないよ。真実を知らずに、腐った国の王族に支配されている世界…残念だよ、実に残念だ。人々は学びを放棄している。
(相手が自分のグラスにブドウ酒を注いでくれているのを見て、軽く会釈をして何かを考えだし。各地を巡っている自分にとって、その場その場の思い出話は幾らでもできる。しかし、魔王がいなくなった世界はどうかと聞かれると「良い」と自信いっぱいに答えることはできないのだ。そう考えている内に、旅をしてきて見たものと、それを見て自分が感じたことを自然と相手に話していて、話し終わるや否やフードを深く被って目を隠すようにしてしまい)
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