吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
通報 |
ん、ありがとう。──そうだ、袋。シャンプーを買ったんだった、
(相手が安堵の表情を見せてくれた事に少し安心して、コートを巻き付けて抱き上げられると大人しく頷いて。ふと家から出た理由を思い出して、ハンターと対峙していた道に放られた袋を取ってきて貰うと、この血生臭い状況には見合わない理由を話して自分で少し笑う。相手の香りがするコートはまだ温かくて、抱き上げられた事で一層距離が近付いた相手に身を寄せると目を閉じて。相手が来てくれたからもう大丈夫だとほっとした気持ちになると、静かな揺れと温もりに微睡んでいき。)
トピック検索 |