吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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──イザベラ、…本当に来てたのか。君に探される覚えは無いな、僕らはもう無関係だ。
(相手が同意してくれた事に嬉しそうにして、久し振りに懐かしいBarで相手と飲めると喜んだのも束の間。聞き覚えのある声と共に目の前に姿を現した彼女と視線が重なると、折角のデートが台無しだと溜め息を吐いて。彼女がこの街に居る限り逃げ切ることは出来ないだろうと思ってはいたが、何もこのタイミングで無くても良かったのに。何年かぶりの再会ではあったが特別な感情が湧く訳でもなく、寧ろ随分と前に別れた元恋人に探されるというのは可笑しなもので、相手に探される理由が分からないと肩を竦めて。)
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