吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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──嗚呼、…今夜は遅い時間からの任務なんだ。酒はこの位にしておくよ、
(相手の問い掛けにふと我に返って微笑むと、頷きながら空になったグラスをカウンターに押しやりつつチェックを、とマスターに合図する。まだ長さの残る手元の煙草を、吸い殻がいくつも入った灰皿へ。今日は随分と吸ってしまったと思いつつその箱とライターをコートの内側に滑り込ませて。支払いを済ませ、立ち上がると相手に視線を向けて。)
それじゃあ、また。お先に。
(相手に声を掛け、微笑を浮かべて軽く手を上げるとそのままBarを後にして。まだ夜の町を楽しむ人の多い賑やかな時間帯、店のある路地裏から音楽の聞こえる明るい大通りへ。店からは少し離れた方が良いだろうし、以前別の吸血鬼によって狩りが行われた西側のエリアの方が、目を欺けるかもしれない。それに襲撃があった後にその周辺にいる若者は総じて危機感が薄い筈、そう踏んで少し静かになる西側のエリアへと足を進めて。ちょうど、少し酔ったのか店の外で1人風に当たる若い女性の姿を見つけ、今日の獲物は彼女にしようと狙いを付ける。迷いなく彼女の元へと足を向けると、柔らかな微笑みを浮かべつつ声を掛けて。)
…お嬢さん、こんな所に一人で居ては危険ですよ、吸血鬼が出るかもしれない。もし良かったら──僕と2人で飲み直しませんか?
──────
賛成いただきありがとうございます!
やり取りをさせて頂いているうちに、イメージがどんどん膨らんでしまいまして…!良いですね、お互いが大切な存在になった頃に疑念が絶望に変わる…辛いですがとても良い展開だと思います!婚約者の件もありがとうございます、ぜひその流れでお願いしたいです!
いえいえ、こちらこそ相談していただいて助かりました。今後とも色々相談しながら楽しくやりとりして行けたら幸いです!よろしくお願いいたします。
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