吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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(安静期間のうちは家で怪我の治療の仕方についての本を読んでいた。そう重い怪我の仕方は実践を交えてないと難しいものもあったがすぐにでも使えそうな治療方法は覚えることが出来た。こんなにも1日自由に過ごすのは久々で好きなものを食べたり外に出かけたり、とても楽しく過ごすことができ、リフレッシュすることが出来た。
安静期間が終わると昼前から拠点へ行き怪我の具合を見られ、まぁ良いだろうと許可が下りてから任務を確認する。といっても最初はパトロールや簡単な討伐任務だけ回されるようで睨んでくる職員の目が痛い・・・それをわざと無視しつつ、コートを受け取り着直せば、スイッチが入ったような気分になった。夕方は任務通りパトロールに出かけ、路地裏を確認する。暴走する吸血鬼の事件は減ってきたが気は抜けず視線を鋭くさせて辺りを見回していると、荒い呼吸で地面に座り込んでいる人影を見つけジッと見つめ)
・・・・・・クラウス?
(よく見るとハンターのコートに、輝くブロンドの髪。横顔からでも分かる端正な顔立ちに相手の名前を呼び急いで近づくと、相手のそばに膝をつき姿勢を低くすると肩を軽く叩いて名前を呼び、意識を確認して)
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