吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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(任務を開始する時間になり、それぞれ散っていく同僚たち。自分も指定されたポイントに向けて足を進めながら道中でも吸血鬼を討伐していく中で本能が剥き出しで、読めやすい吸血鬼たちを討伐し、足元を照らす満月の光を浴びながら胸の中で来世では普通の人に産まれてくることを願ってしまうことがある。前の自分だったらそんなことは願うことはなかっただろうに、クラウスと共に生活するようになってからは偶にハンターらしからぬ思考に身を寄せることがあり、内心苦笑いした。すると路地の遠くの方で同僚がポイント移動しよう、と声を掛けて来たため適当に返事を返し頭を?く。同僚の姿が消えるのを眺めながら頭の中で考えていたことを一掃し、ポイントを移動しようと足を進めようとすると物陰からこちらを見る気配に気づき足を止めた。)
俺になんか用か。
(固めの声色でそう呟けばゆっくりと出てくる数人の人影。吸血鬼の気配出ないことは確かだが、なぜ自分を狙うのかが分からず睨みつけていれば走り出し襲って来る者たち。金品かこのコートでも狙いっているのかと思いながら交わしたり投げ飛ばして迎撃していれば、ふと狙いは自分自身だということに気がつく。人に恨みを買った覚えはないとは言いきれないがなぜ自分を狙うのかが分からず問いかけて)
おい、なんで俺を狙う。誰かの敵討ちか?
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