異形頭 2021-03-08 17:10:54 |
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【最初に】
この街には名前はありません。街の呼び名は人によって様々です。(不浄)、(異形)、(業)。他にもありますが、そんな全ての要素が複雑に絡み合っている影響で、様々な者たちがこの場に呼び込まれるとされています。住んでいる者の割合としては、異能を持つ者は五割。持っていない者は二割。異常な特性…これが「加護(不浄)」と呼ばれるものなのですが、それを持つものが二割。異能と加護の両方を持っている者が一割とされています。加護と異能の違いですが…加護は、自身を守るために勝手に発動するもの、異能などをサポートするためにあるものもあります。加護の発動は、他の異能には妨げることができないとされていますね。
【街は何処にあるのか】
誰にもわかりません。ある日突然に、何処か別の世界から呼び込まれるのです。神隠しのようなものですよ。一つ分かっていることは、街は常に広がり続けていることと、外の世界のように天候は変わり、地域によって特性が違うこと。海もあれば砂漠もあるし、森林や山、その他諸々の自然現象だって健在です。
【街は誰が管理しているのか】
わかりません。ただ、電気や食料等は勝手に供給されているようですね。ただ、この街には不可解なものがあります。「黒の嵐」と呼ばれる現象が、不定期に起こるのです。「黒の嵐」によって降る雨などに無能力者かま触れると、元々はなかった加護、もしくは異能が発現するとされています。元々持っている者は、その加護、異能の進化。もしくは退化などの事が起こります。三つ全てに共通しているのは、「黒の嵐」に触れると耐えられないほどの苦痛に苛まれる、ということです。
街はどれ程の破壊行為があったとしても、三日もしたら全て元通りになります。
争い事を止める自治組織などもありますが、当然、ギャングなどの組織も存在しています。
無関係の人が争いに巻き込まれないように、一部の場所は如何なる争いにも巻き込まれないように結界が張ってあったりもしますね。
因みに、生活の際に出たゴミなどは一日で何処かに消えることが分かっています。
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