猗窩座 2021-03-06 09:21:59 ID:35ffca745 |
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話すさ、夢でなくとも何がなくとも。お前との話が好きだ、今後も付き合ってくれ。――そうだ、お前風呂がまだじゃないか。すっかり忘れていた、風呂の前にしっかり水を飲んでから行けよ。仮眠したとは言えだいぶ飲んだろう。
(呟き落とす様に柔い声音で返した言葉、顔には穏やかな微笑を湛え今まで通り憩いである彼との会話を楽しみつつ好意に甘える姿勢を見せ。二人でベランダを後にし部屋に戻り照明のリモコンを手に取りながらハッとした様子で彼を振り返り、そう言えば未だに装いが上着を脱いだだけのスーツ姿だったことに気付き、暫く酒を嗜んでいた彼に甲斐甲斐しく水分補給の指示をし照明を点け壁の時計へ視線を向けながら緩く肩を回しそのまま ぐーっと天井に向け伸びをして、)
ん、…ン。出掛けるか、そうか、なら俺も歯を磨いて少し眠ろう。…杏寿郎の都合良い時間に起こしてくれるか?
(彼との外出は己一人の視点では気付かない発見や角度の違う楽しみ方が出来るから好きだ。早くも数時間先の楽しみに心躍らせ緩りと見えない尻尾を振りながら戸締りを済ませて、)
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