匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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あ…、こんばんは…!お待ちしていました。どうぞ。
(夜に溶け込めそうな艷やかな黒髪と同色の瞳、見覚えのある姿に明るい笑顔を浮かべ奥の席へと向かい。彼が初めて来店した当初よりドリンクメニューが豊富に、特に珈琲はバリスタが厳選した珈琲豆に変わり。メニュー表に視線を下げて彼女の綺麗な指先が指し示した文字を目で辿るとふと表情を緩め「畏まりました、当店のオリジナルブレンドですね」とハンディで伝票を打ち、軽く会釈して一旦離席。珈琲を淹れて戻って来るとテーブル上に丁寧にブラックコーヒーを置きながら唐突に“ふふ”と嬉しそうに声を漏らし「約束、守ってくれたんですね。…あ、こちらはサービスです。もし宜しければ。他のお客様には内緒ですよ」と口許に柔く弧を描き、クッキーを乗せた小皿を置いて)
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