匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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はい、約束ですよ? お待ちしていますね。
(彼女の笑みにつられるように笑顔を見せ、軽く会釈してから踵を返すと出来るだけ人気の多い道を通って帰路につき。男性に強引に食事に誘われ戸惑った経緯はあるが彼女と出逢えたことは良かったと――同時に1人になり冷静に考えてみると彼女が名を告げなかったことに微かな疑問が心のどこかで燻っていて。だがやはり何も分からぬまま、“次会った時に名前を告げる”というのは単に彼女の遊び心なのかも、と深く考えずにその日は帰宅して)
(それから数日経ったある日のこと。日も沈み、カフェの窓から橙色の灯りが通りへ漏れる頃、人の数はランチタイムのピーク時よりは幾分か減り、スタッフ同士で和やかに話せる程度にはカフェ内は落ち着いていて。カウンターの食器を片付けたり、テーブルを拭いたりしていると来店を告げるベルが鳴り「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」と条件反射的に気の良い笑顔を浮かべて出入り口へと顔を向け)
( / 了解しました、カフェの場面に切り替えましたが何か不都合ありましたら遠慮なく教えて下さい!)
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