匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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――…あ、いや、そんな、頭を上げてください……っ
(頭を下げて謝罪する彼に、未だに火照りの抜けない顔のまま焦りを滲ませた口調で言って。今まで自分ばかり赤面して余裕が無いところを見せていたためか、彼のこういう隙のある一面はむしろ好ましく思う自分もおり「全然です。わたし気にしてないです」ぱっと表情を明るいものに変えて言えば、くるりと絆創膏を指に巻いて。しかし彼の表情を見る限り、狙って自分の指を咥えたわけではなさそうだと検討もついており。そしてふとハンカチに視線を向ければ心配そうに見つめ「ハンカチ。ちゃんと血落ちるかな……。もしだめそうなら言って下さいね」と申し訳なさそうに眉根を下げて)
( / いえいえ、此方もお返事が遅くなったり予定が入ったりしたこともありましたし、全然大丈夫です!
了解しました、何かありましたらいつでもお声掛け下さい。)
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