匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(相手の喉元が上下する様子が伝わり、彼が吸血鬼であることを今更のように実感する。顔の近さに心音が鳴る中、吸血が終わり相手が離れていくと残念なような寂しいような、視線を追うように相手を見上げる。すると赤い瞳と口調の変化に「あ、吸血鬼モードの紅葉さんだ」とにこりと微笑した。この状態の彼は久しぶりで口元の笑みはそのままに、じーっと興味津々に見つめ続ける。体調は幾分か良くなったと分かり安心して頷けば「ふふ、さすがわたしの血液、なんちゃって。――…うん、ちょっとぼんやりしてるけど平気。わたし他の人に血を取られるのはいやだけど、紅葉さんにならいいの」と柔く笑み)
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