匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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――……い、いいよ。それで紅葉さんの体調が良くなるなら。
(期待の籠った黒い瞳と目が合うと、気恥ずかしそうに視線が左右に揺れる。直接血液を提供するのは2回目であるため緊張があり、また、相手と距離が近くなることに心臓が鼓動を打つのが分かって瞬きを繰り返す。数秒後にこくりと小さく頷いて自分の手を首筋から離すと、指でつんつんと軽く彼の頬に触れようとすれば「どうしたらいいかな…?」と彼は起き上がれそうかなと首を傾け見つめて)
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