匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(相手の言葉に自分も親指を立てて笑顔を返して。話が一段落したところでマグカップの中のホットミルクを一口。見鬼の力がある以上、これから自分の日常が変化していくことへの不安は当然ある。だからこそ今日この場で怪異について聞けて良かったと息を吐いて。――気持ちを強く、心の中で再び反芻すると顔を上げ「えっと、他に何か知っておいた方がいいことってありますか?」と気を取り直して首を傾げ。そして簪の出来る早さに驚いて目を瞠り「凄い、そんなに早く? 楽しみです」明るい表情で返答を。ふいに頭を撫でられる感覚が無くなると寂しそうにして、しかしその表情を知られることを恥じるように俯きがちに「ううん、大丈夫。――……それでも怪我をしてしまったら?」過剰に相手の身を案じてそっと視線を彼に向け)
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