匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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な…――。
(眉を寄せて怪訝に2人を眺めていると彼女の言葉に絶句して。強がる眼差しに反して恐怖心からか腕が微かに震えていることに気付き、咄嗟に震えを抑えようと片腕を掴み。怪異が恐怖心や負の感情を好むことを思うと何だか情けなくなって、負けず嫌いの性格も相まってぐっと奥歯を噛み締めて。「確かに自分の頭で考えて行動する分暗示とは違うようだけど、貴女はその方を自分の虜にして支配しているんでしょう?本人の性格で動いていないはず」と挑発には彼女に視線を投げ。2人が視界に映ると自ずとこういった魅了で紅葉を手に入れようとしているのだと思うと複雑な感情が渦巻いて、いてもたっても居られずに扉の方へ。しかしドアノブを必死に捻っても当然開かず「もうっ、なんなの…」と半ば八つ当たりのように呟き)
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