とぴぬし 2021-02-24 19:22:15 |
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>一期一振
いいえ、いえ、良いのです__ふふ、この身に香りが移ってしまっていましたか。お恥ずかしい、昨夜は窓を開けたまま寝落ちてしまいまして
(審神者様が聞いたなら、きっと泣いて喜んだであろう言葉を当然のように述べてみせるその姿は騎士のよう。血の繋がりはなくとも、長い歴史に刻まれた時間はきっと縁と呼ぶに相応しいのだろう。部屋の中へ踏み込んだ客人は、探索をしたあと藤棚を背に振り向く。青い空に溶けるような空色の髪、薄紫に染まる背景と柔らかく透けるような瞳、自分に染み付いた甘い香りの指摘を受ければ驚いたよう、それから困ったように笑う。自分の近侍に知られたら大目玉だが、まずは客人をもてなさなくては。慣れたようにお湯を沸かし、座布団を引き出したところではたと)
本当は花見酒にでもお誘い出来れば良いのですけれどね、今日はお茶で我慢することといたしましょう…座布団でよろしいですか?洋装だと椅子の方が座りやすいでしょうか
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