__MY ONE AND ONLY．

　

んー…（ 一人きりの室内、意味の無い声を発しながらかりかりポリポリと咀嚼を続ける。今日開封したばかりのかりんとうはもう既に残り五分の一といったところだった。合間に砂糖を大量投入したカフェオレを挟みつつ、存外腹に溜まるものだな、と頭の片隅で思う。となれば夕食は食べなくてもいいか。幸いこのかりんとうは野菜が原料に使われているらしい。チョコやらクッキーやらで腹を満たすよりかは幾分マシな選択だろ。…傑にバレたら注意されそうだけど。証拠隠滅とばかりに残りを平らげたなら、空になった袋をポイとゴミ箱に投げ捨て。）っし、ごっそーさん。――にしてもアイツ、帰り遅くね？


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今日も諦め悪く上げておくよ。ずーっと待ってる。重い？……そんなの今更じゃん。僕の気持ち、傑が一番知ってるでしょ。なぁんて（ふふ、）