相棒　/　〆　

お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
認識の擦り合わせのために、確認事項と課題、提案を下にまとめておきますので現時点でのイメージをお聞かせ願えますと幸いです。


【 端末について 】
無名の設定を白紙にすると、全員が戸籍を持っている点と、財布の役割を持つ点から、幼い子どもを除いて一人最低一台は端末を持つイメージなのですが、その辺りの解釈は一致しているでしょうか。そうなると、必要額の電子通貨やアクセス権限だけを委譲すれば事足りるため、端末自体の受け渡しは必要ないかと。本人以外の端末使用権限の設定はできない方向の方が、防犯上良いような気がします。
また、大分前に記述した通り、端末の操作や認証は声紋認証を想定していますが、狂犬くんは声帯も擬態できるのでしょうか。盗んでから相手が端末の機能を停止させるまでの間のみ、他人の端末を使用できることになりますが、使い方によってはかなり強力な武器になると思います。

【 戸籍と生体認証について 】
生体認証については、各施設の入り口や受付に設置する、場合によっては監視カメラ等にも導入するイメージでした。戸籍は端末ではなく本人と紐付いているものなので、そっちの方が自然かなと。複数の生体認証登録は必須。規定数以上の項目をクリアしなければ本人とは認められないというシステムを考えています。

【 狂犬くんの戸籍について 】
全員が一意に個体識別名を持っていることになると、異世界から来た狂犬くんの戸籍はどうなるのでしょうか。何らかの手法または力で偽の戸籍を作る、既に亡くなっている人物の戸籍をそのまま引き継ぐ（この場合は殺人または死体遺棄、もしくはその両方の罪を犯すことになる）、辻褄合わせ的にはなりますが、交換留学生のような形でこちらの世界の人間が一人狂犬くんの世界に行っているというのも有りかもしれません。