相棒　/　〆　

『海が立ち入り禁止区域に指定されている』という設定から着想を得たのですが、猛獣使いの父親が海への厳戒態勢を敷いた張本人、というのはどうでしょう。水没都市に眠るお宝を独占し、海に出る者達からも多額の金を巻き上げる、まさしく金の亡者。そして猛獣使いはそれを知っている、と。ただ、汚職を知られた程度で実の息子を暗殺しようとするのはあまりにも短絡的過ぎるかと思いますので、『脅威』の観点から、先に殺意を持ったのは猛獣使いの方という設定を考えました。父親はあくまで自衛のために狂犬くんに暗殺依頼をし、それが不履行になったことを知って全国指名手配まですることになる、という流れです。
猛獣使いは父親が邪魔で消したい、狂犬くんは『猛獣使いが当主になった暁には水没都市のお宝全てを受け渡す』等の莫大な金銭が手に入る契約を結び、二人は利害の一致から猛獣使いの父親を亡き者にするまでの協力関係になる。これならば辻褄が合うような気がするのですが、狂犬くんのキャラクター的にはどうでしょう、合致しますか？　ご意見をお聞かせ願えますと幸いです。何卒。