匿名さん 2021-02-07 21:40:15 ID:1b7e14da7 |
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【混沌の世界 -カオス-】
様々な世界から「死後の魂」が落ちてくるところ。ここに来る魂は下級の存在とされており前世で功徳を積まなかった者や罪を犯した者ばかりだと云う。地球のような時間や空間などの概念はなく、落ちてくる魂には体もない。ただ、この地の重力に縛られ、前世の夢を見て、いつ訪れるとも分からない解放を待ちながら過ごすだけ。積極的な罰は存在しないが、退屈で無力な日々はさながら生き地獄のよう。
【ゲームマスター】
神と呼んでも良さそうな上級の存在。ある時、気まぐれに混沌の世界を覗き、そこにいる魂たちに情けをかけることを思いつく。強大な力を持ち、魂に肉体を与えたり、ゲーム用の仮想空間を用意したり、別の世界に魂を転生させたりすることができる。姿かたちは不定。転生志願者たちは皆、ゲームマスターからルール説明を受けたはずだが、容姿を覚えている者はいない。
【バトル・ステージ】
今回のゲームの舞台であり、ゲームマスターが用意した仮想空間。周囲は高い塀に囲まれており、中央には時計台のある街。普通の街のように機能しており、店には食べ物が並んでいるし、電気や水道も通っているが、転生志願者以外に人間はおろか、動物もいない。
【転生のゴブレット】
バトル・ステージ中央に存在する時計台の最上階、文字盤の裏にある部屋の硝子ケースに入れられているゴブレット。同じ部屋に置いてある幾つもの飲み物のうち、好きなものをこのゴブレットに注いで飲むと、理想の身体で願った世界に転生できると云う。一回の使用で砕け散り、それと同時にバトル・ステージも消失する。
【転生志願者】
混沌の世界に落ちていた不遇な魂のうち、ゲームマスターの気まぐれに適ってバトルステージに召喚された者たち。全員が前世で罪を犯しており、また前世に未練を残している。自分の考えた肉体は、自分で使えない、ただし、ゲームに勝ち抜けば、転生後では使える、と説明を受けた上で「理想の身体」を思い描き、それを得るためにゴブレットを目指す者たち。
【銀の鍵】
ゲーム開始時点で転生志願者たちが一人一つずつ受け取り、首から下げている鍵。時計台の入り口、2階への扉、3階への扉、4階への扉、5階への扉、ゴブレットの硝子ケース……と開けられる構造になっている。入り口の扉だけには何度でも使えるが、他の場所には一度使うと壊れてしまう。この鍵を5つ集めて、ゴブレットを手に入れることがこのゲームの正攻法。
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