遺物が招く、狂った縁　(　狂愛／固定CP　)

　名前　/　燕 一莞 （ つばくろ いっかん ）
　立場　/　鳥 4
　性別　/　男

　性格　/　よく笑い、よく怒り、よく泣く。感情が言動や表情に表出しやすいのは戦いの場に身を置く立場としては欠点だろうが、年頃の多感で繊細な精神は凡ゆる外因により容易く揺さぶられ掻き乱されてしまうし、それらを抑え込めるほど成熟してもいない。人並みの正義感は持ち合わせているつもりだが、別段強い志や勇気がある訳でなく、蠱毒や人喰い鬼は当たり前に恐ろしくて、それでいて己が手で彼らを殺める行為は決して気持ちの良いものでは無いし、出来る事なら全く関与せずに生きていたいのが心からの本音である。身体能力はさして高くもなく至って平凡、戦闘のセンスも持ち合わせておらず、努力は重ねど実にならない出来損ない故に親類からは「一族の名折れ」と罵られ、「鳥の家系なんかに生まれなければ」と後ろ向きな感情を抱いている。いつ人喰い鬼に食い殺されても不思議でないような彼が戦いにおいて細い勝ち筋を手繰り寄せられる唯一の武器は、人一倍臆病で生存意欲が強いこと。「死にたくない」一心で脳を働かせ太刀を振るう瞬間に戦闘能力が格段に上がる、窮地に追い込まれてこそ本領を発揮するタイプ。燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや、ただ取るに足らない己の命を守る為だけに戦う。他の問題なんか知ったことか。

　容姿　/　砂色に似た明るい茶髪のネープレスショートヘア。髪色は染めたもので頭頂部辺りに伸びかかった黒い髪が混じり、眉にかかる長さの前髪は額の中央あたりで分けている。僅かに目尻の下がった下三白眼気味の瞳は明るいブラウン。堀の浅いどちらかといえば塩系統寄りの、年相応に少年らしい柔い線の残る顔立ち。身長170cmとちょっと。まだまだ伸び盛り。
鍔が臙脂色の紺色のキャップを前後逆向きに被り、赤色のプルオーバーパーカーに紺色のブルゾンを重ね、ボトムスは黒のトラックパンツ、足元は白一色のスニーカー。衣服は戦闘を経て汚れたり破れたり使い物にならなくなるため頻繁に買い換えが必要になるが、基本的には左記のようなカジュアルで動きやすい服装が多い。

　刺青の位置　/　燕（ つばめ ）　/　両翼を広げた燕の刺青が左肩を覆うように掘られている。

　武器　/　“蠱封武器”として刃渡り二尺三寸の打刀を一振り腰に提げる。鮮やかな朱色の鞘と深い藍色の柄が特徴。

　備考　/　討伐隊員にして齢十七の現役高校生。先代である父が早逝した為、僅か十五歳の時に討伐隊に入隊した。昼間は都内の高等学校に通学、夜間は討伐隊として活動するという二重生活を送っており、寝不足で毎日欠伸が止まらない。同校の他生徒には討伐隊員であることは隠してあり、放課後は「害虫駆除のバイトが忙しい」という体で基地に直行する。嘘は吐いていないつもり。平日は基本的に実家へ帰らず基地の仮眠室に寝泊まりしている為、私物の持ち込みが多い。好きな物はシュワッとした飲み物と体に悪い食べ物とソーシャルゲーム、嫌いな物はグリーンピースとブロッコリー、悩みなんか無さそうな毎日馬鹿やってるクラスの連中。スケートボードが得意で、移動手段として用いたり、戦闘に応用することも多い。
血を纏わせた“蠱封武器” 、“蟲食”の使用頻度は低い。理由は至極単純、自傷なんて怖いし痛いし出来れば避けたいと思っているから。劣勢に陥ってから漸く使用される事が多く、その際勢い余って深くまで刃を入れてしまいがちであり、そういった場合は後日外傷が原因の高熱で寝込む歯目になる。
討伐隊員に対しては苗字＋敬称、蠱毒に対しては痣の虫の名称で呼ぶ。


（ / >>11にて鳥4のkeepをお願いしていた者です、プロフィールが完成しましたので、ご確認をお願い致します。提出が遅くなり申し訳ございません…。ストーリーの中でたくさん悩んだりぐらぐらしたかったため凄く未熟なキャラクターになってしまったのですが、もし不都合があれば直しますのでお申し付け下さい…！他にも不備等ございましたら修正して参りますので、ご指摘をお願いします。）