健康的な部族 2021-01-06 22:01:40 |
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(/私の端末の不具合により二つできてしまいした。申し訳ありません…)
手始めに安東博士は人体の改造による人造人間の開発に取り組んだ。しかしこの案はコストがかかる割に『優秀』とまで言える兵士の開発は、本人による資質が大きいとの判断で断念。これに代わる代替案として、特殊金属製強化筋肉と特殊金属製強化骨格に人間のコアを入れた人造人間…俗称、アンドロイドの開発にシフトした。理論上、この案では、低コスト+短期間での大量生産が可能とされていた。完璧に思われたこの案には、ただ一つだけ問題点があった。それは、人間のコア…平たく言えば脳の提供者のことだった。暖かい日常から離れ、人間という輪からも外れ戦場で血生臭い日々を自ら進んで過ごしたいという者など現れるのか?という疑念は、結論から言うと、杞憂に終わった。提供者の数は総計573人にも登り、結果は期待を何倍も何倍も上回ることになった。日本国内はおろか世界各国から戦い、差別、貧困を無くした。それもたった数か月で。
To be continued
(/まだレス禁)
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