酸味 2021-01-01 11:46:53 ID:5990269b2 |
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・主担当キャラ
[名前]レクシオ=ウェストバーン
[役職]王制維持派、アリレア王国第20代国王、傀儡と成り果てた実権無き若年の「現王」
[性別]男
[年齢]14歳
[容姿]
目が覚める様な明るい金色の髪、長い襟足を首の後ろで纏める、如何にも気が弱そうに垂れ気味の瞳は深い藍色。
母親譲りの白い肌、まだ幼さが抜けきらない顔と華奢な体つきを似つかわしくない豪奢な衣装で飾り立て、被った王冠はアンバランスに大きい。
[性格]
温厚で民を想える優しさを持つが、とにかく気が弱く、見聞不足による世間知らずな面も目立つ。
言われたことを何でも聞き入れてしまう良くも悪くも素直な性格が災いし、一部の貴族達から良い様に扱われている。
愚鈍とまではいかないまでも、今はまだ王の器にはとても足りていない。
[概要]
先王の急死によってその地位を継いだアリレア王国の現王。
政治の実権は一部の貴族や側近達に完全に握られており、玉座に居るよりも本を読んだり庭で犬と戯れることを好む。
自身の力不足を薄々理解してはいるもののそこから脱却する術も分からず、ただ無為に日々を消化するのみ。
良き父でもあった先王は誰かに謀殺されたという噂も聞き及んでいるが、貴族達を敵に回すことを恐れ実態の調査すら出来ずにいる。
力も勇気も未だ持ち合わせぬ、弱き現王。
[名前]イルシャ=ウェストバーン
[役職]王制維持派、先代王の妻であり現王の母、病弱な「女王」
[性別]女
[年齢]33歳
[容姿]
艶やかな金のロングヘア、切れ長の瞳は水色。
一国の女王に相応しい美しく整った顔立ちは、目元に刻まれた深いくまとこけた頬で疲れ切ったように。
白地を金糸で飾った豪奢なドレスを身につけた痩せた身体と青白い肌は、彼女が病の内にあることを否が応でも示す。
[性格]
物静かで感情を露わにすることは少ない。
根の優しさ、穏やかさはレクシオに受け継がれており、侵略によって拡大した国の在り方には少しの疑問を抱いている。
国と民の行く末を憂いながらもそれをどうすることも出来ない病の身である己を恥じている。
[概要]
急死した先王の妻、暫定的な王位に就く予定であったが期を同じくして罹っていた病が悪化。
体力が低下し、時折吐血混じりの咳をしたり不意に気を失ったりと、政務にも支障をきたす様になった為やむを得ず子のレクシオへ王位を与えた。
国が緩やかに滅びの路を辿り始めたことを察しており、振舞いも何処か消極的で行く末への諦観が垣間見える。
元は何の変哲も無い平民の生まれであったが、生まれ持った美しい容姿が先王に見初められ、密かに逢瀬を重ね結ばれた。
故に先王を想う気持ちは人一倍深く彼が何者かに謀殺されたことも勘付いてはいるものの、誰がそれをしたかまでを突き止めることは出来ずにいる。
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