匿名さん 2020-12-31 14:42:53 |
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(/いつもお相手いただきありがとうございます。以下煙幕弾を使おうとする描写がありますが、やや後出し的な要素になってしまって申し訳ありません。ほぼほぼソロルのようになってしまったことや、レイチェルさんとも距離的に離れているかと思いますので、お互い何回かソロルを回して緊迫感を演出するか、必要であればこちらが警察側のNPCにてレイチェルさんに絡んでお話させていただこうかと考えている次第です。
エンドへと向かう楽しみと緊張感にワクワクしております。こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。)
(自分の指示もなくこの場にいる構成員が動くはずはないと踏んで、隣に並んだ構成員――アンジェロとやり取りを交わし。しかし、アンジェロが煙幕弾を準備していることを自分に伝えたことと、銃声が響いたのはほとんど同時であった。
冷たい地下駐車場に響く一発の銃声。ばっと反射的にそちらを向けば、――ヒルダ、呟いた音声は衝撃のあまり口の中に溶けて消える。彼女がスローモーションのように緩やかに膝から崩れ落ちていくのを、灰色の瞳は見開かれ。一瞬、世界が沈黙したかのような錯覚が己の身を襲った。
突如、一斉に雪崩れ込んで来た部隊に場は騒然となる。ヒルダが撃たれ呆然としていた己に現実感のある痛みが左腕と右下腹部を貫き、顔が歪む。撃たれたらしい。眉根を寄せ、歯を食い縛りながら銃を構えて。左上腕からは指先にかけて血液が滴り落ちていき。
冷酷無比のマフィアの構成員も、さすがに警察の登場には拳銃を構えながら後退して。自動的にそれはヒルダからも遠ざかることを意味しているが、彼女がどうなったのかまで視認する余裕もなく。左上腕部と右下腹部の燃えるような痛みと此方に飛ぶ銃弾に、彼女だけでなく仲間も失う恐怖、命の危機と対峙して浅い呼吸を繰り返す。自分の心音がやけに煩い。動く度に襲う痛みに呻きながらも、警察に向けて発砲しながら牽制し。
そして側にいたアンジェロと視線を合わせると大型トラックの後ろにするりと身を潜め。車路を挟んだ向こう側にいるアンジェロはワゴン車の後ろに隠れている。そっとトラックから警察の様子を窺い、煙幕弾を使用し逃走するタイミングを窺って)
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