無花果 2020-12-30 03:51:46 |
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『嫉妬』
彼奴は何時も何時も変な野郎と訳分かんねぇ話で盛り上がってる
楽しそうなのは良いが見てると何処か心がムカムカする
どんな感情だろうと考えている間に話し終えて戻ってきたらしい
「…ま…き、左馬刻!!」
2回目で名前を呼ばれていることに気付いた
「あっ…悪ぃ。んで話は終わったんか?」
「おう、久々にゆっくり話せたぜ」
「そりゃあ良かったな、一郎」
一郎という男は左馬刻の感情に気づいたのだろう
「もしかして嫉妬か?」
左馬刻が嫉妬するわけないだろうと思いながらも聞いてみたはいいものの、どうせしてないって言われること予想してた
だが返ってきた返答は
「……ンだよ、悪ぃ、かよ…」
左馬刻は頬を少し赤らめ、彼から視線を逸らすそうにそっぽ向き照れている
その反応が彼にとっては嬉しかったのだろうか
「可愛いな、嫉妬してくれたのか?、嬉しいぜ」
心の中では抱きたいと強く思っているが声に出すのは我慢した。怒られるのがよそ出来たからだ
彼は、後で絶対抱くと心に決めた
可愛い恋人の嫉妬。
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なんだこれww
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