シュガー

ん、ありがとう。味ついたお粥じゃないと嫌だな。　（　　ロルで話し始めるの本当に面白いからやめて。てかサッカーとの引き合いにボウリング出すヤツ初めて見たわ。俺は最近甘いモノは金のミルクぐらいしか摂取してない　　）

こら、幼児みたいじゃなくて、恋人みたいって言いなさい。　　（　　大人しく撫でられつつ手刀額に落とし　　）　半分こしてくれんの？優しいじゃん、まるまる一本いらん？　（　　きょと　　）

おま、この世に存在するのは甘党だけじゃないんだぞ、…ってそういう意味じゃねェけど、まァいいや。ありがと。　（　　キャンディ受け取り包み紙を剥がし丸め捨てると咥えてお礼を一言　　）　溶けたら、ミルクティーに混ぜて飲むわ。…別に苦手って程じゃないけど、美味しいとは思えないんだよなァ、あのドロっとした感じが特に。…ん、あーん。　（　　口開けトマト口に含むと噛むと同時に出てくるドロっとしたものに顔歪ませつつ、数度咀嚼し後から来る甘み感じれば僅かに目を見開き　　）　お、確かにこれ甘いね。


……東雲クン、　（　　熱を持った頬に手を添わせると視線絡ませるように顔此方に向かせ　　）　俺は体験したことないからなァ……ッて、名前。前にも思ったけど、なかなか呼んでくれないから新鮮。　（　　此方も同じように頬に手を伸ばすと軽く摘み　／　にひ　　）

…え、ッごめ、もしかして初めて…　（　　動揺が隠しきれない相手にハッとして一歩後退すると焦ったように頭抱え　　）　う、わー…マジ、…悪ィ、そんなつもりじゃなくて、　（　　後頭部乱暴に掻き　／　視線ふよ、　　）