とくめい 2020-12-20 10:31:24 |
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昼神 幸郎
やっぱ良いことすると、良いことが帰ってくるわー。 ( 彼女の了承を得られているのだから、もう心配することはない。 両手を伸ばし、頭に乗っけると本音を小声で呟き。 教室に戻ったと思えば、昼食の入った鞄を持ち何処かへと向かう。 教室で食べるのじゃないのかとお気楽思考で引っ張られるがままにしていると、向かった先は音楽室で。 普段は歌声や楽器の音やらでうるさい音楽室だが、授業中じゃないとなればやはり静か。落ち着くこともできるし、人がいないから逃げ場にもなるなんて考えると怪しげな笑みを浮かべてみる。 「 こんな良い場所知っちゃったら、俺常連になっちゃうけど 」 隠していたいであろう場所を自分に教えたのだから、来ても良いってこと。 なんて勝手に決めつけ、彼女に言われるがまま隣の椅子へと腰掛け ) ありがと。昼飯貰っちゃって、今度お返しする。
三雲 薫
あっ、はい! ( 授業より集中できるとの言葉に嘘はないのだが、真面目な彼は授業も集中しないと駄目だと渇を入れる。 これが噂の正論パンチと感動しつつも、注意をしっかり聞き入れ。背筋をピシッと伸ばすと、解き方が分かった為かスラスラと回答が書ける自分に感動。 あれもこれも彼のおかげだと感謝し、理解力があると褒められてしまえば嬉しく。補習にならないように、と注意をされると照れ笑い。 「 ん、次はちゃんとする! 」 言葉だけじゃなければ良いが、拳を握り締めやる気は十分。彼の言葉を聞くと同時に補習のプリントと空に視線をやり、頬を真っ赤に染めるとコッソリがっつポーズをして ) えっ、悪いよ!でも…暗いし、お願いしちゃっても良いかな?迷惑だったら全然大丈夫!
( / 此方こそ宜しくお願いします! ( 蹴り可能 ) )
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