とくめい 2020-12-20 10:31:24 |
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伊吹 遙
いいの、お礼も兼ねてるからさ。 ( 迷いのある言葉に足を止め、振り返る。何の躊躇もなしに大丈夫であることを伝えれば一度教室へ。 足早にお昼の入った鞄を取れば相手の制服の裾を引っ張り、何やら怪しげな笑みを浮かべる。ついてきな、と言わんばかりに手招きすれば迷いのない足取りで特別教室のある棟の方へと向かう。 「 ここ、お昼の時誰もいないから静かに食べれるんだよね 」 にっと笑みを浮かべて辿り着いたのは音楽室。一つの席に座れば隣をぽんぽんと叩いて ) どうぞ。 お昼食べよ。
北 信介
授業も集中せなあかんよ。 ( コロコロ変わる表情を見つめれば内心おもしろくありながらも口に出すことはなく。 納得した様子によかったと伝えるように彼女の視線に合わせて、でも、彼女の言葉の中に気になる単語を見つければ一言。 それでも、自分も教えたことで復習にもなり、褒めてもらえたことも嬉しかった。一言喝を入れた後に少し笑みを浮かべて 「 三雲も理解力あるんやから、次は補習にならんよーにせえよ 」 それは優しく告げられる。 既に窓の外は暗くなっていて ) それ、終わったら送るわ。
( / 一つ前のコメントに気づけずすみません。 お返事いただけて嬉しいです。これからも宜しくお願いします! )
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