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真夜中のピエロさん 2020-11-21 01:29:09 |
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(観ようと思っていた映画の公式サイトをスマホにて眺めていると片想い中の相手以外異性に興味などなく、姿を見ずとも馴れ馴れしい声掛けから無視を決め込もうと考えるもしつこくされたら嫌なので、真顔てピシャリと言い捨て)
興味ありません、他をあたってください。これ以上話しかけないでくださいね。……はい、以上です。さようなら！
↓すみません表記こちらにします…！
(モブ男)
……えっ、ウケる～！めっちゃ冷たいじゃん、塩対応ってやつ？いきなりだからびっくりしたよねごめんごめん、もっと砕けて話そうよ！
(まったく悪びれず、バッサリとした対応も意に介してない様子でへらへらと笑いながら彼女の腕掴もうと手を伸ばし)
表記了解しました！ 勢いから壁ドンすみません……キレてキャラも違う！
はぁ？ ちょっと！腕を触ろうとするなよ変態！
(しつこすぎてイライラが限界突破したのかキレつつあり、壁際にいるのでつい勢いから片手を壁へ叩きつけ。見る角度によってはモブ男へ壁ドンしている様にも見えてしまうがその気は一切なくて)
オマエみたいな汚らわしい奴に興味なんて一切ありませんので。…シッシッ、早くあっち行ってくれないかな？
(モブ男)
はあ！？んだよテメェ生意気な奴だな…っ！
(壁ドンされてるにも関わらず思い通りにならない事に苛立ち声を荒げて)
(沖田)
…テメーこそ何やってんでィ。
(彼女の腕とって目の前にいる男から引き剥がし自分の方へ引き寄せ、滅多に人前で出すことのないドスのきいた声で相手威嚇して)
(相手の教育の賜物なのかモブ男レベルでは全く怖くなく、男から引き剥がされ引き寄せられるとほんのり香ってきた相手の香りに安心し。ドスの効いた威嚇の声は初めて聴いたので驚きながらも表情にやけてしまい)
沖田、さん？……私は何もされていませんので平気ですよ！
誰の女に手ェ出してんだテメー、痛い目見たくなきゃさっさと消えな。
(持ち前のベビーフェイスからは想像もできないような睨みと雰囲気に、相手の男は舌打ち残して立ち去り。男が視界から消えたのを確認すると彼女に向き直り、先程までとは打って変わって優しい声でいつもの冗談含めつつ心配し)
…何やってんだはお前もでさァ、男に壁ドンなんざしてお楽しみ中かと思ったぜィ。……いや、そもそも1人で待たせてた俺が悪りぃな、すまねェ。何もされてねーか？
助けてくださりありがとうございました。壁ドンやら色々とごめんなさい……我を失いつつありました。
(たくさんの情報量に何から話すか迷うと先ずはお礼を。それから色々と言いたいことを吐き出して優しい声に安心感から思わず片手を伸ばし、指先に触れ)
あの男を撃退する為の咄嗟の嘘でも、彼女と言ってくれたのは嬉しかったです。……彼女だから彼氏の沖田さんと手を繋いでも問題ないですよね？
少々変更したので連投すみません！
助けてくださりありがとうございました。壁ドンやら色々とごめんなさい……我を失いつつありました。(たくさんの情報量に何から話すか迷うと先ずはお礼をして。それから色々と言いたいことを吐き出すと優しい声に安心感から思わず片手を伸ばし、指に触れて)
あの男を撃退する為に咄嗟の嘘でも、俺の女と言ってくれたのは嬉しかったです。……沖田さんの女なので手を繋いでも問題ないですよね？
変更了解です！
……はあ、何ともなくて良かった。
(彼女に何の被害もないと分かるとやっと安堵したかのように溜息つき。嘘という言葉に若干歯切れ悪く返し、触れられた指にぴくりと反応してはするりと指絡めて所謂"恋人繋ぎ"の状態に。ポケットから取ってきたチケット出して見せて)
あー……おう。んじゃこれ以上邪魔者が寄って来ねーように、久住は今日一日俺の女でさァ。あ、これチケット。タイトル聞くの忘れてたが、ゴリゴリのラブストーリーって感じのやつ1本しか無かったからたぶんコレだろ？
ふふ、今日一日沖田さんの女としてお手柔らかにお願いしますね？
(一日限定だけでも夢を見られると思うとうれしくて笑ってしまい。チケットを受け取ると自然な流れで指が絡まり恋人繋ぎとなってはぎゅっと強く握り返し、次はチケットに印字されている作品名へ目が離せなくなり。ずっと観たかった作品だったのもあって表情から嬉しさ表現され)
沖田さん流石です！映画観た後食事しませんか？嬉しくて奢らせてください！
へいへい。──飯はかまわねーけど別に奢んなくていいって、そこまで気にすんな。
(嬉しそうな笑顔につられて微笑み。彼女の申し出に苦笑しながら、空いている方の手で相手の頭を少し雑に撫でて。スマホ取り出して時間確認し、相手の手を引いて映画へと促しながら飲食物を取り扱うカウンターを示し)
んなことよりそろそろ時間だし入るぜィ。何かいるもんありやすかィ？
沖田さんって意外に優しい？それとも私だから……なんて。
(頭を撫でられたり今日は優しい姿しか見ていなく本当は優しいのか等感じ、そのまま素直に口にすると最後は冗談半分に。カウンターの方を見るも内容に集中したいからか飲食はしないと決め)
私は内容に集中したいので飲食はやめておきますが、沖田さんはどうしますか？ ポップコーンか何か食べるなら急いで買ってきますので。
あながち間違いじゃねぇかもしれやせんぜィ？…なんてな。ま、そこはアンタの想像に任せまさァ。
(薄く口角上げ含みのある言い方で最後は有耶無耶に。彼女の意見に頷き、自分は飲み物だけ買うため離れようとしたが先ほどの状況を思い出して。少し悩んだ結果、自分が被っている男物のキャップを相手に被せ、明らかに彼女の服装とは不釣り合いなため大丈夫だろうと判断して急ぎ足でその場離れ)
了解、んじゃ俺ちょいと飲み物だけ買ってくらァ。…んー……これ持っといて。少しは牽制になんだろ。
それでは私の都合のいい様に解釈しますので……っわ！ いって、らっしゃい。
(有耶無耶にされてしまうがあながち間違いではないと言われ都合のいい様に解釈しようとしていたそんな時、急にキャップを被せられ軽くよろけるも被せられたキャップに軽く触れながら表情緩ませ)
あー……どうしよう。さっきからキュンキュンしてにやけちゃうよ。
──悪りィ待たせた…って何ニヤニヤしてんでィ。
(コーラ片手に彼女のいる場所へ戻り、なぜか上機嫌そうな相手を見て不思議そうに。手を取って再び繋ぎ、そのままシアター入口方向へと歩き始め)
そんじゃ行こーぜィ。
座席はここですね。あの、沖田さん……帽子ありがとうございました。
(チケットで座席確認して座ると直ぐに帽子を外し、渡しながら御礼を。にやける理由は相手が絡んでいるのもあり素直に言える程、心の準備ができていないので映画の事だとすりかえて)
ニヤけるのは、この映画の事ですよ！予告からキュンキュンしっぱなしなので、上映中ずっとにやけていたらごめんなさい。
ん、どーも。つーか予告からって相当すぎだろィ。心配しなくても、観終わったら映画とお前のニヤケ顔の感想言ってやるよ。
(隣に座り、帽子受け取り被り直し。相手の言い分を疑う事なく、むしろ茶化すように笑いながら。映画開始、時折買ったコーラを飲みながら鑑賞して)
(映画の中盤、原作を知らなかった為感動的なシーンが待ち受けているとは知らずに見入ってしまい。感極まって思わず相手の手を握ってしまうと本人は気付く事なくそのままスクリーンへ集中し。エンディングへと差し掛かる前、目を奪うようなキスシーンに小声だが口から本音が零れ)
ああいうキス、いいな……一度でいいからしてみたくて憧れる。
(確かに映画としての出来は良く、途中握られた手に隣を見ると彼女が感動に打ちひしがれているのが分かり、邪魔にならないようそっと手を握り返し。ラストにて隣からうっすら聞こえてきた言葉に、彼女の憧れらしいキスシーンを変に意識して見てしまい。最後まで眠ることなく観終えると立ち上がって座りっぱなしだった体伸ばしながら)
──あー、見た見た。まあ中々良かったんじゃねぇかな、普通に映画として面白かったぜィ。
沖田さんにもこの映画の良さをわかってもらえたことが嬉しいのと、眠らないで最後まで観てくれたのですね！
(椅子から立ち上がると観終わった高揚感もあり興奮しながら語ると出口へと向かって歩き、この気持ちを忘れまいと言葉に表し。映画を観た後まだ帰りたくないのかさり気なく訊いてみて)
映画観た後どうしますか？ 行きたい場所があれば付き合いますので。
あれだけ事前に勧められたら寝るに寝られねぇや、普通に面白かったからいいけどな。
(頬掻き、相手の熱量に苦笑しながら滅多に見ないラブストーリーモノにそれなりの評価見せて。尋ねられたものの、今日の予定は映画くらいしか無く、どうせ今日も酒を飲むのだろうと宅飲み提案し)
…どこか飯行くって言ってたけど、時間もまだ余裕あるし買い物して帰って鍋パでもしやせんかィ？部屋なら俺の方提供しまさァ、隣同士なんだから多少飲み過ぎても大丈夫だろ。
この季節鍋パ最高ですよね、沖田さんありがとうございます！ スープは何にするか迷いますね……沖田さん辛いの平気？
(歩きながら鍋パや宅飲みと聞いて更に機嫌が良くなり、大賛成し。想像しながらスープはどうするか悩み)
鍋の方はよろしければ私がつくりますので！切るだけなので簡単ですし。つまみも何品か作りましょうか？
辛さはちっとばかし鍛えられてるからな…その辺の辛いもんくらいなら余裕でさァ。
(帰路につきつつ鍋の食材その他諸々を買うため途中で入れるスーパー探しながら。辛味耐性は姉によって鍛えられており、少し遠くを見るような目で自嘲気味に笑い。品数を指折り数えながら頷き)
お、サンキュー。つまみは2…いや3品くらいあればいいか、鍋だしな。他に欲しいもんがあればとりあえず買っていこうぜィ。
現パロですし、ミツバさん生きてる世界線でお願いします！
スープについてはスーパーについてから決めましょうか！私もちょっとだけなら辛いのは平気ですので。
(歩いている途中にスーパーを見つけるとカートへカゴを乗せ、先ずは野菜を見ようと野菜のコーナーへ)
色々とありがとうございます！つまみで食べたいのとかありますか？
ミツバさんの件について了解です！
娘はミツバさんが総悟くんのお姉さんだと知っている設定の方が良いですか？
無理に辛いのとかにしなくても、俺は旨けりゃ何でもいいから久住が好きな味で構いやせんぜィ。
(きょろきょろと目移りしつつ、野菜コーナーにて白菜、白葱、えのき茸など鍋に必要だと判断した野菜をカゴに入れて)
あくまでメインは鍋だし、口直し用にサッパリ系を一応置いておきてーなってぐらいだな。久住は食いたいもん何かありやすかィ？
了承ありがとうございます！
いえ、今のところはまだ特にその必要は無いかと！これから先の万が一、ということで念のため共有しておきたかった情報でしたので…。
ではお言葉に甘えて私の好みにしますね。ありがとうございます！ …何にしようかな？
(鍋のメインである野菜やきのこ類は揃ったので豆腐を入れてから肉を見ようと移動、鶏肉団子を一パック入れ、豚肉や牛肉など一通り肉類をカゴへ入れてからスープを探しにそのコーナーへ。スープの種類が色々あって迷うが、決まったのか鶏白湯スープの素をカゴへ入れ)
さっぱり系か…うん、なるほど。鍋に合わないかもしれませんが、焼き鳥が好きなので盛り合わせを買っても良いですか？
なるほど、そういう意味でしたか。わかりました！ せっかくなのでお鍋について。鍋の具材にに豆腐入れても平気でしょうか？
お前鳥好きなんだな。焼き鳥もいいじゃねーか、ビールに合うし賛成でさァ。…ってそうだ、一番メインの酒買わねぇと何してるか分からなくなっちまう。
(段々と増えていくカゴの中覗き、満足そうに頷くも主役といっても過言ではないアルコール類を探しに行き。しばらくして両手いっぱいにビールや酎ハイ、カクテルに日本酒といった酒を大量にカゴの中に投入して)
──ざっとこんなもんか。こんだけありゃ久住も適当に飲めんだろ？他に買うもん無ぇならそろそろ帰りやすかィ？
いろいろと設定や情報が後出しになってしまってすみません！お豆腐もちろんです！沖田はお酒は好きですが食べ物の好き嫌いは特に無さそうなので、何でも食べてくれるはずです！
鶏肉はヘルシーなので特に好きですよ……って、すごい量のお酒ですね！ 沖田さんお酒強いから呑む量も多いのか。
(惣菜コーナーにてパック詰めされている焼き鳥の盛り合わせ入れるとほぼ同時に、大量の酒類がカゴへ投入されて驚くと納得し。買うものは大体入れたのでレジへと歩き出そうと)
私はこれ以上買いたいものは特にありませんのでレジへと向かっても平気ですか？ チケット代と映画に付き合ってくれたお礼に会計は私に任せてください！
此方も後から何度も聞いてしまう事がある為気にしないでくださいね！
好き嫌いがないのも把握しました。娘も好き嫌いなく大体何でも食べますので！鍋の〆は雑炊派ですか？それとも麺類派でしょうか！娘は何方も好きなので、総悟くんやあなた様のお好みで〆は決めますね！
まさかヘルシーだからって理由だけで選んでねぇよな？お前はちっとばかし細すぎだから気にする必要なんざ無ェだろ。…人を酒呑みみてーに言いやがって。これでも用法要領を守って飲んでるつもりですぜィ。
(述べられた理由に目を丸くし、相手の体型に関して心配ともとれる意を唱え。彼女に驚かれたうえに勝手に納得されたことに対し拗ねたようにむすりとしては、すぐいつもの調子で冗談交えて。レジへ向かっている途中での申し出に渋い顔で、せめてといった提案を返して財布取り出し)
そうだな、充分だろ。……バーカ、さっきはさっき今は今。量もあるしほとんど酒だし百歩譲って割り勘でィ。
いえいえ、こちらとしてはむしろ設定の擦り合わせができてありがたいです！
うう…どちらも好きです。…が、鶏白湯だとお雑炊が良いでしょうか？鶏出汁も出てそうですし合いそうです！
まさか！鶏肉は確かに好きですけど、どちらかと言えば皮の部分や軟骨の部分が好きなので！
(好きな理由はダイエットやそういう理由ではないと伝え、細すぎる発言に『私そんなに細くありませんよ？ 腕がぷにぷにしてきてちょっと悩んでいたりします』すぐさま否定し。)
……今日の沖田さん優しすぎますよ！ですがここは甘える事にします。割り勘でしたら、お酒代だけいただいてもよろしいでしょうか？ あとは私が払いますので。
優しいお言葉にいつも感謝です！
それでは鍋の〆は雑炊にしますね？ 溶き卵を入れて卵雑炊にするのはどうでしょうか！
…ふっ、皮と軟骨ってお前、嗜好が完全に酒呑みじゃねーか。俺も同じようなもんだけどな。
(自分もそうだと示しつつ彼女の好みにおかしそうに笑い、否定の言葉には「別にそんな事無かったけどな」とナンパされている彼女を引き寄せた時に掴んだ腕思い出して首捻り)
普段は優しくねぇみたいな言い方だなコノヤロー。…まあそれでいいか、さっさと払っちまおうぜィ。ちっとばかし腹も減ってきたし早く食いてェ。
こちらこそです！
美味しそう！それでお願いします！さすがに米と卵くらいなら沖田の家にあるはずですので…。
ちなみに焼き鳥は塩が好きです。塩はどんなお酒にも合うので！ということは、私と沖田さんは似たもの同士という事ですよね！
(弱いのもあり普段からお酒は程々にしか呑まないがその分、酒飲みのつまみが大好きなのもあり嗜好のことには否定ができずに納得させられ。腕のぷにぷに感は相手の発言により気にしなくてもいいのだと思うと少し安心しながらレジへ並び、会計終えると急いで袋へ詰める作業を始め。終わると両手に袋を持ちスーパーを去って)
腹へりな沖田さんの為に急いで帰りましょうか！
総悟くんの為に頑張ってつまみと鍋つくりますね！これは省いてしまって構いませんので！
しかも塩ってまた通な食い方じゃねーか、おっさんかお前。とか言いながら似たもの同士なのは否めねーな、ほらそれ寄越しな。
(笑いながら女性に対して失礼であろうツッコミを入れて自分も同じだと頬掻き。買い物袋をすべて彼女の手から取ってそのまま帰路につき、マンションにつくと荷物を片手にまとめて持ち替え鍵を開けて中へ促し。隣の彼女の部屋ともちろん間取りは同じだが、生活感はあれど物は少なめで男性らしくどこか落ち着いた部屋で)
──よっ、と。ちっとばかし散らかってるけど上がりな。
お邪魔します……あの、沖田さん！ 荷物全て持ってもらってありがとうございました。
(マンションへ到着して初めて相手の部屋へと恐る恐る入室し、間取りは同じ筈なのだが異性の部屋へお邪魔するのは初めてで玄関先からキョロキョロと物珍しそうに見渡しつつ荷物を持ってもらった礼をして)
男性の部屋へ入るのは初めてなのでちょっとドキドキです……って、散らかっていなく綺麗な部屋じゃないですか！
いいって、さすがに女にゃ重すぎんだろィ。…そうか？男の一人暮らしってこんなもんじゃね？
(荷物はキッチンへと下ろし、ソファに1着だけ置きっぱなしだった脱ぎ捨てた服を洗濯機へ入れるため一瞬その場を離れ。戻ってきてはてきぱきと必要な物を用意し始めて)
土鍋…確かこの辺に置いてた気が……あったあった。ああ、そういや調味料とか道具とか適当に使ってくれていいですぜィ。
沖田さん、キッチンお借りしますね。作業に入る前にエプロンもあればお借りしたく。エプロン持っていたりしますか？
(続いてキッチンへと移動、用意された土鍋を見てからと買った荷物を整理すべく袋から出しながらエプロン借りようとお願いし)
調味料の数、私が持っている数より多くて有難いですね。普段から料理していたりしますか？
男の一人暮らしって言っただろィ、エプロンなんざ持ってもねぇよ。部屋にあんなら取ってきていいぜィ。
(机の上片してコンロを出してと準備しながら、買っておけば良かったとエプロン姿が見れない事に後悔しつつ部屋にあるのではと提案し)
料理にハマってた時期がちっとばかしあったんでさァ。その時の名残りっつーか残骸的な。あ、期限は切れてねーから安心していいぜィ。
わかりました、エプロン取ってきますので少々お待ちください！
(エプロン取りに一旦自分の部屋へと戻りお気に入りのエプロンを持って。キッチンへ現れてはエプロン姿になり、袖を捲るとお酒は冷蔵庫へ入れて冷やし。早速鍋作り作業に取り掛かると白菜を切り始めて)
沖田さん戻りました！早速作業に取り掛かりますね。こんなにたくさん調味料があるのでたくさん使わせていただきます！
おー。…….こっちは準備終わったけど何か手伝うことありやすかィ？
(食材以外の準備が終了し手持ち無沙汰になったのでソファに座り、エプロンを付けて調理をする彼女に見惚れるようにぼーっと見つめ。ハッと我に帰ると声をかけて)
準備……では、すぐに食べられるようお皿を用意してもらってもよろしいでしょうか？
(まさか相手が自身のエプロン姿に見蕩れているとは知らずに作業は続き、白菜や葱など野菜類を切り終わると豆腐や鶏肉などの肉類も切り終わり鍋へ入れる前にお皿へ盛り合わせ。手際よく用意してもらった土鍋に鍋の素と水を入れコンロ点火。煮立ってきたら食材全て入れ蓋をして煮ること10分、鍋は完成し蓋を開けると湯気と一緒に室内には鶏白湯の香りがほんのり漂い)
沖田さんそろそろお鍋食べられますよ！具沢山なのでたくさん食べてくださいね。
了解でさァ。──お、良い匂い。ますます腹減ってくらァ。
(言われた通り手際良く、一人暮らしのため種類も色もバラバラではあるが皿を並べて。相手が用意してくれてる間に冷蔵庫へ酒を取りに行き、自分の分のビール片手に問い)
久住、1本目何がいい？
カクテルの中からカシスオレンジがあれば1本お願いします！私はこれからおつまみを作るので、気にせず先に召し上がっていてください。
(弱火にしてから再びキッチンへ、そこで冷蔵庫前にいる相手へ飲みたい種類を伝えると野菜室からきゅうりを取り出し。それから再び調理開始しておつまみきゅうりが完成。焼き鳥の盛り合わせをお皿へ盛り付け両手に持ちテーブルへ、エプロンを外しては軽くたたんで椅子に置くとやっと座り)
おまたせしましたー！簡単なのですがおつまみも食べてくださいね。このきゅうりのおつまみ、おすすめですよ！
カシオレ……あったあった、適当に選んだ割にそれなりに揃ってそうでさァ。
(頼まれた酒を取り出し相手が座る席に置いて自分の席に座り、食べてもいいとは言われたもののすぐ出来るだろうと予想して待ち。おつまみ完成後、彼女が席に座るのを待ってから缶のままで味気ないのもまた良しと乾杯のため掲げて)
リクエスト通りさっぱりで旨そうでィ、サンキュー。…んじゃ、映画も観たしその打ち上げってことで。かんぱーい。
ありがとうございます、かんぱーい！
(缶を受け取るとそのまま乾杯となり、軽く喉に流し込んでお酒を味わい。片手には箸が握られ早速きゅうりのおつまみを取り皿へと移してから食べ始め。今日の出来事を振り返ると思い出し笑いが止まらずに)
ラブストーリーの作品でしたけど改めて、最後まで観てくださった事がとても嬉しかったですね。あとあのナンパ野郎の去り際の顔！思い出したら笑いが止まらなくなりました。今日は沖田さんに助けられてばかりで夢みたいです。…これは良い意味で言いましたからね？
面白くなけりゃ早々に寝ちまってたかもな、久住のチョイス勝ちってとこでィ。ナンパ野郎なー、俺的には久住のキャラがいつもと違ってたことがある意味収穫でさァ。…ま、あいつにはマジで腹立ったからちょうど良かったな。
(一口目でやはり缶の半分ほどを一気に流し、鍋からよく煮えた具をいくつか器に取り、少し冷ましている間に焼き鳥ときゅうりを皿へ。彼女の昼間の勇姿を茶化すも、ナンパ男に対しての言動は目が笑っておらず。焼き鳥を頬張りビール、きゅうりを口に入れてはビールと鍋を食べる前にすでに1本目を飲み干し。立ち上がって冷蔵庫へと2本目を取りに行き、戻ってきてやっと鍋へと手を付けながら笑い)
今のうちに夢見ときな、週明けからまたビシビシしごいてやらァ…鍋うまっ、こりゃ更に酒が進んじまうぜィ。
フィクションだとわかっていてもちょっとだけ、ドラマとか漫画の様な恋愛をしてみたいと思ってしまいのですよ。ラブストーリー見る度に！
(元々ドラマや漫画などの恋愛に影響されがちで恥ずかしそうに呟いては再びナンパ野郎の話題となり『あまりにもしつこかったのでつい、黙らせようと。…沖田さん、折角のかっこいい顔が怖くなってますよー！』茶化しに茶化しで対応しながらお酒を呑み進め、鍋や焼き鳥を味わい。2本目のペースが早いことに気付きながらも何も言わず、弱いながらも食事が楽しいのもあり1本呑んでしまうと冷蔵庫から今度はファジーネーブルのカクテルを持って戻り)
えー、しごくのは程々にお願いします！沖田さんの本気は怖いんですもん。……あ。仕事の事で思い出したのですが、職場で好きな人いないのですか？この際だから好みの女性のタイプとかも気になりますね。
お前ってほんとロマンチックっつーか夢見がちっつーか…まあ何だ、そんな抜けてそうなとこ結構可愛いと思うぜィ。
(面白そうに笑いながら相手の感性に対して感想こぼし。酒にはそこそこ強いため、茶化されたことで誤魔化そうとぐいっと2本目も開け、何度も立つのが面倒くさくなったのか冷蔵庫から3本目4本目を同時に持ってきて。彼女の問いに一瞬悩む様子見せるもはぐらかし冗談で返し)
まさかお前、俺が今まで本気でしごいてたと思ってんですかィ？まだまだ甘いな。……いるかもしんねぇし、もしかしたらいねーかもな。ま、お前がもうちっと酒進んだら教えてやらァ。好みはアレだ、調教しがいがある奴。俺サディスティック星から来たもんで。
可愛いって言われた？…お世辞でもありがとうございます。私を可愛いという男性は沖田さんくらいだから驚きましたよ！
(彼の性格から可愛い発言を冗談だと捉え可笑しそうに笑うも表情は喜んでおり。ハイペースで呑み続ける様子を眺めながら焼き鳥の皮を外さずに串ごと食べ、お酒や食事が美味しくて上機嫌になり。二本目を呑み終わると頬はお酒の影響もあり紅潮し軽く酔ったのか、三本目のグレープフルーツの缶チューハイを選び戻ると片手に持ちながら後ろから相手を抱き締めていて)
沖田さんってなんだかんだ言って後輩の私に甘いですよね？私だからいいですが、あまり優しくすると他の女性なら勘違いされますから…って、調教とか物騒な発言やめてくださいよー！私、痛いのは苦手なので。
マジか、なら褒めてやった俺に感謝でもしなせェ。
(相手の喜んでいる様子に悪い気はせず、にやりと笑いわざと茶化して。鍋を食べて酒を飲み、きゅうりのおつまみで口をさっぱりさせて再び鍋をつつき。そうしてマイペースに飲み進め、明らかに酔ってきたであろう彼女が近付いてくるのを拒みもせず大人しく抱き締められ。酒が進み良い気分になってきたせいもあるため、珍しく後の事を考えず行動を。抱き締めるために回された手を軽く引っ張り、同時に振り向いて触れるだけの口付けをして)
おいおいもう酔っ払いかテメーは、酒めちゃくちゃ弱えーじゃねェか…。まあ確かに、俺がお前に甘いのは否めねーな。──他の女になんか優しくする理由もねェ、お前だけでィ。
──えっ！？ おき……たさん？今なに、を…？
(手を引っ張られるとは思わず驚きから反射的に缶チューハイが掌から離れて床へ落下。同時に唇へ触れらると何が起こったのか理解出来ず、目が見開かれ口許を手で押さえながら口から絞り出すように言葉へと変換させ)
もしかしてその……キスしました？
──ったく、俺が誘ったとはいえ男の部屋に何の警戒心も無く上がり込むわ挙げ句の果てに酒に酔って抱きついてきやがるわ…俺の身にもなれってんでィ。
(彼女の問いにあえて否定も肯定もせず座ったまま落ちた缶チューハイを拾って机の上に置き。顔を上げるとしっかり彼女の目を見据え、片手伸ばして相手の頬に触れ)
好きな奴いるかって聞いたよな、教えてやらァ。…お前だよバーカ。
──え？ えぇッ！？ これは都合のいい夢か何かでしょうか！？
(頬に手が触れられると驚いて身体がビクッと反応してしまい、都合のいい夢を見ているか確認の為腕を軽く抓ると痛みが生じて現実なのだと実感させられて。未だに信じられずにいるが両想いとなり嬉しく即答で告白の返事し)
痛いから夢じゃない……私だってずっと沖田さんの事大好きでした！
何でィ、確認したいなら俺がしてやったのに。
(悪戯っぽく笑いながら伸ばした手でそのまま軽く相手の頬つまみ。彼女からの色良い返事に、にやりと口角上げて)
知ってらァ、お前好意ダダ漏れすぎなんでィ。俺ァ勝ち戦しかしねぇ主義なもんで。
…いひゃいれふよ。
(頬を抓られては『痛いですよ』と訴えかけ、表情からして何か察したのかすぐに離れて椅子に座ると軽く頭下げ)
沖田さんの彼女として今日からよろしくお願いします！ 早速ですが名前で呼んでも平気ですか？
変なとこで律儀っつーか…まあよろしく頼むぜィ。莉奈。
(丁寧に頭を下げて挨拶してくる彼女に対し可笑しそうに笑い。一足先に名前で呼ぶと、相手の提案にも頷き。落ち着いたところで再び鍋に手を付け酒を飲み始め)
好きなように呼びな。さ、飲み直しでィ。
よろしくお願いします、総悟…さん。
(自分から言っておいて名前で呼ぶのは恥ずかしいのか、ぎこちない感じで初々しさ満載で。缶チューハイ開けると恥ずかしさをかき消すようにお酒を流し込み)
非常に恥ずかしいですが、総悟さんはいつから私のことを好きになったのでしょうか？
いつから、ねぇ…。俺が教育係に就いてお前とよく一緒に行動してた頃合いじゃねーかな。何か無駄に元気だし懐いてきたし、気付いたら目で追ってたってのがありやすねィ。
(鍋も終盤に近付き食も酒もペースを落としつつ話し始め、お返しにとばかりに笑顔で同じ質問を返し)
小動物みてーな奴だと思ってたが、今日のナンパ野郎に啖呵切ってんの見て俄然興味が湧いた。もっと色んな莉奈が知りてェって思っちまったんでィ。……で、俺がここまで話したんだからそっちからも教えてくれるんだよな？
改めて言われるとやっぱり恥ずかしいですね。勿論話しますが……茶化さないでくださいよ？
(半分程呑むと内容が恥ずかしく、鍋の様子を見てそろそろ〆に移ろうと考えるも話してからにしようと。先ずはどこから話そうかと考えながら喋り)
私はその……一目惚れでした。何だかんだ言って優しかったのと、ハッキリ言いますと顔がタイプです！気持ちを上手く隠せていなかったみたいですが、総悟さんが教育係で良かった。土方さんが教育係だったら毎日スパルタだったり、マヨネーズ勧めてきそうなので。
──へえ、一目惚れねぇ？そんなハッキリ顔がタイプとか言う辺りも面白れーなお前。確かに土方さんはマヨ臭せェからな、ありゃマヨハラだマヨハラ。
(素直に真っ直ぐ伝えられた事に嬉しそうに口角上げて。話題に出てきた上司をここぞとばかりに楽しそうに、しかし悪い意味ではなく貶し。キッチンへ向かうために立ち上がり、彼女の後ろを通る際に相手の頬にキス落とし頭をくしゃりと撫でて)
…っと、そろそろ〆でも食うとしようぜィ。雑炊くらいなら俺が作ってやるから莉奈は座ってな。
マヨハラ！この時代何でもハラスメントになってしまうので怖いですよね。しかしマヨハラは的確な表現なので、さすが総悟さんです！
(うんうん、と何度も頷いて納得していると再びの不意打ちに心臓が何個あっても足りないくらいでドキドキさせられ。キッチンへ行く相手を見送ると思わずテーブルへ顔面を突っ伏してしまい、何やらぶつぶつと呟き)
あー……ダメだ。翻弄されすぎて心臓が抉られる！総悟さんカッコよすぎるでしょう……。
──何ぶつぶつ言ってやがんでィ？
(戻ってくると、彼女が突っ伏しているうえに何やら独り言を言っていることに首捻り。軽く水洗いしてぬめりを取った米をザルに入れて持ってきて鍋の中へ。その後ある程度煮立たせると火を止め、溶き卵を入れて蓋をして1分程蒸して蓋を開け刻みネギを散らして完成。相手の器取って雑炊を取り分け、一緒に持ってきたレンゲ渡し)
ほらよ、腹もそこそこ一杯になってんだろうし食える分だけ食いな。
…そ、総悟さん！私の独り言聞こえちゃいましたか？雑炊ありがとうございます、美味しそう！
(戻って来ると飛び起き器とレンゲを受け取りながら呟きを聞かれてしまったかどうか恐る恐る問いかけ。聞かれてしまっても恥ずかしくない内容だが意地悪される場合があり、いざという時の為に身構えながらクリスマスの予定を訊ね)
早いものでもうすぐ12月ですね。12月といえばクリスマスですが、ご予定は？ 一緒に過ごしたいな、なんて彼女は考えています。
いや顔隠れてたし声小せェし全然分かんねェ。…何でィ、聞かれちゃ不味いことか？
(内容は聞こえてなかったため別に追求しようとは思ってなかったのだが、なぜか慌てる彼女に嗜虐心が湧きにやにやと詰めて。しかしすぐに移された話題に、自らも席に着いて雑炊を掬いながら答え)
心配しなくてもたった今彼女持ちになった俺は、そんな可愛い事を言ってくる彼女のためにわざわざクリスマスに別の予定を入れるなんざ野暮な事はしねェよ。
まずくはありませんが、私の心との戦いと言いますか……総悟さんがカッコいいのと不意打ちに翻弄してくるので、心臓が飛び出てしまいそうなんですよ！
(表情に気付いて言わないでいようとしたのだが、押しに弱いので結局は全て白状してしまって。誤魔化す様に雑炊を食べ進めているとクリスマスの話題に手が止まり、再びにやけてしまい)
クリスマスの予定が埋まって良かった。出掛けるのも楽しそうですが、その日は一日部屋でまったりして過ごすのも良いな、なんて。総悟さんの部屋にお泊まりしても良いですか！
！……何だそれ、やっぱバカだろお前。
(白状させるのに成功したが、彼女の口から出たのは何とも可愛らしいセリフで。むしろそれが自分にとって不意打ちになったため、にやける顔を隠すようにそっぽ向き。先のイベント予定に喜ぶ彼女をちらりと見やり、満足そうに微笑みながら自分も雑炊食べ進め)
まあ泊まりに来るのは構いやしねーよ、どうせ隣だしな。お前の事だからどっか行きてェって言うと思ったが家でいいんですかィ？何も無ェけど。
分かりました、それって照れ隠しですか！…そうだったら照れますね。
(そっぽ向かれたことを不思議に感じて考え、照れ隠しだと笑顔で悪気なく結論づけ。雑炊は食べ終わってしまったので頬杖つきながら端正な顔を正面からガン見し、最後は小声でごにょごにょと)
何もなくても総悟さんが居てくれれば満足ですよ。家だったらその……周りの目を気にしないでイチャつけるので。
あーうるせェ。
(図星を突かれた事を誤魔化すように缶に残っていた酒を一息に飲み干し。余りにも真正面から見つめられるので怪訝そうな顔をしたが、段々と声のボリュームを下げて話す彼女に片手で頬杖ついて意地悪い笑み向けて)
…へーえ？莉奈はそんなに俺とイチャつきてーんで？何なら今だって彼氏の部屋に2人きり、人目なんざあるはずも無ェけど？
うっ……痛いところを。確かに2人きりで人目は気になりませんが、非常に恥ずかしいです。総悟さん意地悪なので……。
(言われてから気付いたかのような表情したと思いきや、恥ずかしそうに顔を逸らして呟き。煽るように一気に残りのチューハイを呑みきると視線泳がせ)
総悟さんはやっぱり恥ずかしくないですよね……私と2人きりでも。次は何されてしまうのだとか、ドキドキしたり期待しているのは私だけだと思うと更に恥ずかしくなります。
…はあ。何考えてるのか知らねーが、お前だけじゃねェ。目の前に好きな奴がいてそいつと2人きりって状況は俺だって一緒でさァ。
(立ち上がって彼女に近付いてそっと手を取り、涼しい顔とは裏腹にドキドキと素直な気持ちを打つ心臓の音を相手に伝えるため自分の胸に当て。視線泳がす相手の耳元に顔近づけ声のトーン落として囁き)
そんな風に言われちゃ莉奈が何考えてるか気になっちまうなァ。いったい何を期待してんですかィ？
私と同じくらい心臓の音速いですね……嬉しい。
(ドクドクと速い心音を掌に感じるとドキドキしつつも安心感が生まれ。しかし直ぐに耳許で囁かれ、その言葉に再び焦ってしどろもどろとなり)
ななな、何を言い出すのですか！期待って……キスしたり？
期待してるってことはキスされてェんだ？正直に言っちまうとこも可愛いなお前。──んじゃご期待に添って。
(焦って本音を教えてくれた彼女に対し可笑しそうに笑いながら雑に頭撫で。そのままするりと頬に手を添えキスして)
総悟さん大好きです……ん。
(改めて気持ちを伝えると頬に手が添えられて唇が重なるとゆっくり瞼は閉じられ。相手の服の裾を両手で軽く握り締めつつ唇を軽く押し当てるような口付けとなり)
……っ、は。…今日はここまででィ。
(そっと唇離し、少しばかり名残惜しそうに相手見つめ。しかしすぐに優しく微笑み彼女の額にちゅ、と音立ててキス落とし、離れて机の上片付け始めて)
さーていい時間だし食ったもん片付けるか。
(名残惜しむかのように見つめられると恥ずかしいのか瞼を閉じてしまい。閉じると同時に額へ柔らかな感触を感じて口付けられたのだと察し、片付けの声で我に変えっては手伝おうと椅子から立ち上がり鍋を持ってキッチンへ)
私も手伝います！総悟さん、私は鍋を運びますね？
サンキュ、この辺適当に置いといてくだせェ。ちゃちゃっと洗い終わったら見送るから待ってな。
(ちらりと時計を見るともう夜も更けており、いくら隣とはいえあまり遅くまで居させるのもどうかと早速洗い物に取り掛かり。汚れた食器置き場にシンク横の空いているスペースを指して手際良く洗い進め)
(指定された場所へ鍋を置くとそのまま横で姿を眺めて。時間を見て長居しているのは悪いと感じながらも帰りたくないと感じている自分がいて葛藤しており、素直に言ってみて)
総悟さん……隣の部屋ですが、そろそろ帰らないとダメですよね。もっと居たい、離れたくないと考えてしまってごめんなさい…。
別に謝ることじゃねーだろィ、そりゃ…本音を言や帰したく無ぇけど。まだ付き合って初日だしこれから俺らの時間はいくらでもありまさァ。
(すべての食器を簡単にだが洗い終え、自分の手も綺麗に洗って拭いてから相手に向き直り。彼女から出た寂しげな言葉に嬉しさ抑えきれず抱きしめて諭すように声をかけたものの、最後は少し小声がちになり)
…それに、初めからがっつくなんざカッコ悪いとこお前には見せたく無いんでィ。俺だってこう見えて余裕がある訳じゃねーんだ。
総悟さん……ありがとうございます。ちょっと安心しました。私はどんな総悟さんでもカッコよく見えますので安心してくださいね！
(抱き締められ諭すように言われると焦りは無くなって穏やかになり。余裕のない姿は珍しく本音が聞けると嬉しくてぎゅっと強く背中抱き締め)
平気でしたら最後にキスをして……部屋に戻りたいです。良いでしょうか？
へいへい、そりゃ良かった。
(自分が先ほど言ったこと、そしてそれに対する彼女からのフォローに少し恥ずかしくなり誤魔化すように雑に返し。彼女の申し出に頬緩め、当たり前だろと言わんばかりに再び唇重ね)
そんなの聞くほどの事でもねーだろィ、いくらでもしてやらァ。
(単純なので口付けだけで満足な表情となり名残惜しいがそろそろ部屋に戻ろうと玄関へ移動し、靴に履き替えると上目遣いで見上げ)
鍋パーティーとても楽しかったです！今日は本当にありがとうございました。
次のターンで翌日の描写に変えようと思うのですが、休みにするか仕事にするか迷ってしまいご相談となります。休日と仕事何方がよろしいでしょうか？
おう、またいつでも来な。…おやすみ莉奈。
(ドアを開け、彼女が自分の部屋へ帰って玄関が閉まるまで見送り)
お声がけありがとうございます。ではせっかくなので、仕事にして話の流れを少し変えてみたいなと。何かあればお好きなようにシチュエーションを動かしていただいて大丈夫ですので！
……やっとお昼だ。今日はお弁当だから社食で食べよう。沖田さんは土方さんと食べるのかな？
(休日明け、交際が始まっても会社では以前と変わらずに午前業務を終えて正午過ぎ、お昼となり。ランチトートを持ち椅子から立ち上がれば独り言呟きながら社員食堂目指して歩き)
この調子でいけば今日は定時で帰れそうだから、午後も頑張らないと。
ランチタイムの描写にしてみましたがこんな感じでもよろしかったでしょうか？ 様子みて近々モブ子たちを登場させる予定なのですが、シチュエーションに希望はありますか！
──俺の勝ちだから今日は土方さんの奢りですぜィ。
(男の勝負…もといじゃんけんの結果、見事上司から昼飯を奢ってもらえる権利を勝ち取り、悔しそうな上司と共に社員食堂へと向かっている途中。同じ方向へ行っているであろう愛しい彼女の姿を見つけると、上司から離れそちらへ近付き)
…土方さん、悪りィが先行っててくだせェ。……よぉ久住。お前も社食？
場面転換と素敵な描写をありがとうございます、とても絡みやすいです！シチュエーションは…どうしましょう。交際しているという事実が広まってからにするか、あの2人最近仲良くない？と反感を買い始める形にするか…。どちらが絡まれやすいでしょう？
お疲れ様です、沖田さん！私はお弁当なので今日は社食で食べようと。
(話し掛けられるとは思わず驚くも挨拶しランチトートを軽くかかげて見せつつ説明を。マヨネーズ好きで自身の上司でもあるあの人と昼食は食べるであろうと察しては気を遣い)
沖田さんは近藤さんか土方さんと社食で食べるのですか？
交際しているという噂が広まってからモブ子たちの耳にも届き、さっそく問い詰めたり…という流れはどうでしょうか！
へー、ちゃんと作ってきてんだな。
(偉い偉い。と、昼ご飯を自分で管理している相手を素直に褒めて頭撫で。名前を挙げられたうちの1人とはこれから一緒に食べる事を説明すると、思い立ったように提案し)
近藤さんは絶賛ご執心中の女を昼飯に誘いに行って、たぶん今頃フラれてるんじゃねーかな。土方さんには社食を賭けた勝負に勝ったから今から奢って……あ、1人なら久住も一緒にどうでィ。
なるほど、了解しました！では社内でも別に隠すような素振りをせず、堂々といちゃつきたがる沖田でいきますね！
外食してばかりいると財布の中身がピンチになってしまいますからね。私はなるべくお弁当をつくって節約しているのですよ。
(財布の中身と相談しながらだが、外食はせずにお弁当の日が殆どで。誘われると素直に喜び、社員食堂内へ入ると空いている場所を探し)
私も一緒に食べて良いのですか！？ありがとうございます！
ありがとうございます！押しに弱いので何だかんだ言っていちゃつきたがる総悟くんに翻弄されながらも甘えそうです。
案外しっかりしてんだなァ、いい嫁になるんじゃね？俺の。
(倹約家な彼女に感心しつつにやりと口角上げ、すぐにスタスタと歩き始めて社員食堂内にて先に待たせている上司の元へ彼女連れて向かい。上司に対する軽口からそれに対する「誰が負け犬だ！」という上司のツッコミまで一連の流れは日常茶飯事で、奢ってもらうことにまったく遠慮する素振り無く食べたい物を買うためその場を離れ)
そんな探さなくても、席ならもう負け犬…おっと、土方さんが取ってくれてまさァ。久住は先食ってな、俺ァ今から土方さんの金で昼飯買ってくるんで。
会社でいちゃつくなんて本来まったく目に余る光景ですが…この2人なら許されそうですね！
沖田さん！嬉しいですけど誰に聞かれているか分からないので、言動には注意ですよ。
(早速翻弄されてしまうと慌てふためき、離れる前に小声でひそひそと伝え。椅子に座る前に『土方さん、お疲れ様です。前失礼しますね』労ってから前へ座り、テーブルへトートバッグを置くとマイボトルで喉を潤し)
沖田さんは今日も相変わらずだなぁ……。
何れモブ子たちもその光景を見て、早いうちから諦めそうな……いちゃいちゃすぎて。
外食も楽しいですが、たまにどちらかの部屋で夕食を共にするのもいいなと思いまして。如何でしょうか！
……別に隠すつもりなんざ無いんだけどな。
(昼飯を買い求める列に並びながらちらりと彼女を確認してはぽつりと呟き。その頃席では「お前も大変だな、総悟に気に入られちまったか。」と、生意気な部下の敎育下についた相手を少しばかり哀れむように喋る上司がいて)
確かに…どんな状況でも沖田が来て守ったうえに目の前でいちゃつきを見せられたら誰でも戦意喪失しそうですね…。
いいですね！沖田が誘うか莉奈ちゃんが誘うかは、その時の流れに任せましょう。
そして土方を喋らせるか悩んだ結果ロル内括弧になりましたが、外に出した方がいいですとか喋らなくていいですとかございましたらぜひ仰ってください。
沖田さんああ見えて私には優しいですし、きちんと指導してくれるので大変だと感じたことは一度もありませんよ？
(先にと言われていたが一緒に食べようと思い、トートバッグからランチボックスを取り出しつつ笑顔で相手を思い浮かべながら)
なので、沖田さんに気に入られて嬉しいくらいです！
最初はもしかしたら莉奈の方から部屋へお誘いするかもしれません。前回鍋パでお世話になりましたので！
土方さんと会話できて嬉しかったのでロル内での台詞でも普通に土方さんと会話など、どこでも構いませんので！お気遣いありがとうございます！
俺の話ですかィ？いやー人気者は辛いなー。
(食堂で人気の唐揚げ定食を持ってひょっこり戻ってきては棒読みで彼女の隣へ座り。待ってくれていた様子の彼女を愛しく思いながら食べ始めようと声をかけ)
久住、土方さんの話なんざ9割がマヨの話題なんだから真剣に聞くほど損するぜィ。さ、食お食お。
わあ、ありがとうございます！休日でも平日でも、お呼ばれして頂ければお邪魔させて頂きますね！
他のキャラが出れば出るほどぶれてしまいますが…温かい目で流してあげてください！
あ、沖田さん。唐揚げ美味しそうですね！
(隣へ座る相手へ素直な気持ちを伝えると唐揚げが美味しく見えてしまい、どれか交換してもらおうと包み広げおかずが入ったケースを近付けて)
沖田さん、沖田さん！ 唐揚げ一つと私がつくったおかずをひとつ、トレードしてくれませんか？
では早速仕事終わりにお誘いしても構いませんか？ リクエストありましたら莉奈に作らせますので！
土方さんそっくりすぎて全くぶれていませんでしたよ！話せて嬉しかったのでにやにやしながら見返しています。
マジで？んじゃその卵焼きもらいまさァ。
(彼女の提案に嬉しそうに、目に入った綺麗な真っ黄色の卵焼きを選び。卵焼きが退いたことで空いたスペースに自分の選んできた唐揚げをひとつ戻して。一連の流れを、何も知らない上司は不思議そうな表情で眺めており)
うまっ。久住ってほんと料理上手いよな、今度は俺の分の弁当も頼むぜィ。
了解です、お誘いお待ちしておりますね！リクエストですか…ではせっかくなので。ベタではありますが肉じゃが的な、男性の胃袋を掴みそうな和食をお願いできればと。うう、ぼんやりとしたリクエストですみません！
嬉しいお言葉ありがとうございます…！自信が無いのでそこまで頻繁に出てこないとは思いますが…もし見かけた際はよろしくお願いします！
唐揚げありがとうございます！…沖田さんに仕事以外の事で何か頼まれたのはこれが初めてなので、ちょっと嬉しいですね。
(卵焼きは自信作だったので喜んでもらえてほっとし、トレードした唐揚げを半分食べてから笑顔で頷き。おかずの件もあるのかお弁当について説明し)
お弁当を頼みたい時は前日に言って貰えると助かります。あとは……好き嫌いありますか？
ぼんやりとしていませんよ！ハッキリと言ってくださったので助かりました。夕食の献立は肉じゃがをメインとした和食中心にしようと思います！お弁当の件も、総悟くんの為に愛妻弁当を作れてかなり喜んでいて気合いが入ります！
当方の方が男性キャラを動かす経験があまりないのできっとブレブレだと思います。なので総悟くんもそっくりで毎回癒されております！
了解、んじゃ欲しいときは声かけらァ。特にこれといってはねーや、強いて言えば好きなのは久住の飯なら何でも。
(卵焼きを食べ終えて自分の選んできた定食に手をつけながら説明に頷き、好き嫌いについては悩む素振りなく即答し。「ったく若い奴らは…いちゃつきてーならヨソでやれ。」と、存在を無視されていた上司に察したようにツッコまれ、小馬鹿にしつつも信用はしている相手なので彼女の肩を抱いてさらりと報告済ませ)
土方さんこそマヨが吸いてぇならヨソでやってくだせェ。…ま、とりあえず俺らはそういう事なんで。こいつに手ェ出したら土方さんでも容赦しやせんぜ。
ありがとうございます！隣同士だと完全な同棲よりも半同棲のような形になってドキドキします。莉奈ちゃんが自分のために作ってくれるご飯にお弁当、顔には出にくいですが内心はものすごく喜んでいますので！
そこまで褒めて頂けるなんて恐れ多いです…！これからも精進いたしますので、どうぞよろしくお願いします！
お、沖田さん！？ 土方さんはマヨネーズ一筋ですから、私を好きになるなんて有り得ませんよ！ね、マヨ方さん？
(ハッキリと宣言してくれて嬉しさから上司を前にして失礼な発言を連発してしまい、当の本人は失言だと自覚がない様子だが最後の呼び方はわざと呼んでその場を盛り上げようと頑張り。さり気なく肩を抱かれると恥ずかしさと社食なのもあり視線泳ぎ話題を変えようと)
あ、沖田さん！今日の晩御飯一緒に食事しませんか？ 鍋のお礼も兼ねてご馳走させてください！ ご馳走と言っても私の手料理になりますが…。
同棲だと毎日一緒にいますが、半同棲だとたまに泊まったりして緊張缶やドキドキ感が倍になりますよね！早速食事のことを話題に出してみました！
今度はモブ子たち登場直前にお声掛けする予定でおりますが、何かありましたら遠慮なく呼び出してください。よろしくお願いします！
つーかそんだけ好きならむしろマヨネーズ工場にでも就職した方がいいんじゃねーですかィ？そうすりゃアンタの席は俺のもんでさァ、ねっマヨ方さん。
(彼女の悪ノリに悪い笑顔絶やさず盛大に乗っかり。「誰がマヨ方だァァァ！揃いも揃って何だテメーらは！」上司の渾身の叫びも、普段から昼時にこの場所でよく小馬鹿にしている部下がいると見られる光景なため、周りも慣れているのか大した反応はせず。彼女からのお誘いに口角上げ二つ返事で頷いて)
久住の手料理なんざ願ったり叶ったりでィ。部屋どうする？俺ァ別にまたうちでも構わねーけど。
お泊まり…もう少し先になったらぜひさせてあげたいです！自然な流れでの話題転換ありがとうございます、夜が楽しみです！
了解しました、またその時をお待ちしております。こちらこそ、何かあれば都度呼び出してくださってかまいませんので！こちらは蹴って頂いて大丈夫です！
マヨ方さん、他の人の迷惑になりますから静かにしてくださいね！
(心の中で上司に謝りつつ悪ノリは続けられつつ食事を楽しみ、部屋のことになると一瞬だけ悩む顔を見せるが直ぐに笑顔へ変化し、前回は部屋を借りてお世話になったので今回は部屋へ誘って)
私の料理で良ければいつでもお作りしますし、今回は私の部屋で食事しませんか？
おっ、そんじゃ邪魔するぜィ。隣同士って楽だよな、玄関開けて3歩で着いちまう。
(青筋立てて静かにキレる上司をよそに、着々と今日の予定を進めていって。話がまとまると同時に昼ご飯も食べ終え、残業を避けるために午後の業務を早めにこなそうと考えて)
──ふー、食った食った。さーてもうひと頑張りでィ、ほんとはこのまま横になって寝ちまいてェけど。
んー！…少し休憩しようかな。
(昼休憩が終わってからずっと一心不乱に画面と睨めっこの作業が続き、効率よく作業を進める為にも一度休憩すべく両腕を上へ伸ばして伸びをし。椅子から立ち上がると給湯室へ行き、珈琲を淹れてデスクへ戻っては珈琲の入った相手専用のマグをデスクへそっと置き)
沖田さん、お疲れ様です。コーヒー淹れたので熱いうちにどうぞ。……食事楽しみにしていますね。
ん、サンキュー。……バーカ、そんなん俺も一緒でィ。
(視線は何度も小難しそうな書類とパソコンを往復し、そろそろ少し疲れを感じ始めてきた頃に彼女から良いタイミングでコーヒーの差し入れが。続けて可愛らしい事を言う彼女に笑いながら同意を示し、さっそくコーヒーに口を付け。一息ついたところで気持ち回復し、書類の中から2、3枚取り出すと彼女に渡し)
しかし久住は気が利きやすねィ、コーヒーついでに仕事まで取りに来てくれるなんざ。…声かける手間が省けたぜィ。はいこれ、30部ずつコピーよろしく。
コピーでも沖田さんから仕事を任せてもらえた事に感動しました！30部ずつですね？すぐにコピーしてきますので！
(信頼されているのだと思うと笑顔で書類を受け取り、単純な性格なのもあってかご機嫌な様子でコピー機まで歩き、セットしてから終わるのを待ち)
…たかがコピーくらいで大袈裟な奴でさァ。
(頼んだのは簡単な業務であったがそれですら笑顔でこなす相手を微笑ましく思い、パソコンを打つ手を止めて相手の後ろ姿を目で追い)
【 萌美 】
沖田さーん！ この資料、部長に提出するので不備がないかチェックしてもらいたいのですが…？
(ヘアメイクからネイル迄全て完璧なキラキラ女子のモブ子Aこと柳 萌美（やなぎ もえみ）は、小悪魔あざといぶりっこキャラで社内でも有名な女性社員で。あざといキャラ特有のキャピキャピを見せながら沖田に近付くと提出用の資料見せ。横目でチラリ彼女、久住を見詰めつつも沖田から視線逸らさずに)
【 モブ子 B 】
ねぇ、久住さん。総悟くんと付き合っているって本当なの？
(萌美の取り巻きであるモブ子B・Cはひっそりと莉奈のいる印刷機前迄来ると取り囲む様に並び、不穏な空気醸し出して。社食での会話を聞いていたのか口調は穏やかではなく)
【 モブ子 C 】
それが真実だったらかなりショックだわ。総悟くんがこの程度の女の彼氏だなんて。萌美ちゃんの方が隣に並んだらお似合いなのに。…ねえ、そう思うでしょう？
【 莉奈 】
萌美さん……あぁ、あの人ですか。可愛くて美人ですよね？
(丁度コピーが終わって戻ろうとした時、最も会いたくない人物に話し掛けられると内心面倒だと嫌になるが表情には表さずに。嫌味に対しここで怒っては負けだと判断し、優しく微笑みかけ冷静に対応し)
あれだけ美人なら異性が放っておかずに寄って来るだろうから選び放題でしょうし、とっても羨ましいですよね！
そろそろ頃合だと思い、モブ子たちを登場させてみました！ 社食での会話を聞いてかなりご立腹な様子。モブ子Aこと柳 萌美はボス的な存在で総悟くんが大好きな、外面だけ良い性格最悪な女性です。総悟くんに成敗されるまでは様子を見てこれからちらほら登場させる予定でありますので、お手柔らかによろしくお願いします。
ああ柳…んー……見たところ特に不備は見当たらねェな。つーか部長って確か今日は取引先と打ち合わせだろィ、そんな急いでもどっちみち提出は明日以降じゃねーと無理だぞ。
(間違いなく社内で一番自分を着飾っているであろう相手から声をかけられるも、本人にまったく興味は無く渡された資料に目を通してはとりあえずチェック済みという事で相手に返し。それと同時にパソコンにメールが届くと明らかに嫌そうな顔をして立ち上がり、未だコピー機の前にいる彼女のもとへ向かい。彼女たちの話が聞こえていた訳では無いため許可を取りつつ彼女連れ出そうと)
……げっ。…柳、用事それだけならもういいぜィ。チェック済んだし。──お前ら悪りィが久住借りるぞ、ちょいと急ぎなもんで。久住コピー終わったか？これ使う会議が早まったってんで急いで纏めてもらいてーんでさァ、俺も手伝うから。
な、名前まであるなんて…とてもわくわくさせてくれそうなモブ子ちゃん達の登場に、とりあえず無意識ですが早めに助け舟を出させて頂きました！早すぎたかなという反省も少しありますが、何も特別視されずあしらわれた事に萌美ちゃん達がさらにやる気を出してくれるかなと！
(全く相手にされない姿に萌美は悔しそうに口許歪ませるも一瞬で、直ぐに笑顔へと変化して「お忙しい中確認ありがとうございました！」トーン高めに喋って紛らわせると、資料を握りしめながらデスクへと戻っていき。一方、モブ子たちに絡まれている莉奈は彼の登場と助けに内心安堵しつつ、二人へ一礼してはデスクへ戻らず会議室へ行こうと急ぎだし)
──お、沖田さん！？ コピーは全て終わりましたので、会議室へ急ぎましょうか！
萌美は相手にされずに激おこですね。多分、次回登場する時はパワーアップしていそうな気がします！ 今度は総悟くんのいない場所でこっそりとネチネチ攻撃したり。モブ子たちを再登場させる時はまたお伝えしますね！
悪りーな。…ったく、早まったならもっと早く言いやがれってんでィあのハゲ狸。
(急ぎのメールをよこしてきた上司の見た目を比喩したあだ名出しながらぶつぶつと愚痴こぼし。会議室へ着くと、椅子をセットしつつ指示出して)
んじゃその資料俺がセットしてる席に置いてってくだせェ。
そんな事などつゆ知らず、まったく意に介していない沖田のせいで莉奈ちゃんがこれから絡まれてしまうのですね…これは責任を取って守ってもらわねば！陰でこっそり攻撃されても、莉奈ちゃんセンサーのついてる沖田がタイミング良く声をかけに行くのではと！…しかしこうなると、懐かしのナンパ野郎とは別で、莉奈ちゃんに好意のある普通に評判の良い社内同僚のモブ男Bも出してみようかなという欲が湧いてきました。
はい、わかりました。…ハゲ狸ってあの人か。
(指示に対し直ぐに行動へと移して。受け流すこともできたのだがあまりにも的確な呼び名だったのでつい、笑ってしまい。笑った分急いで後を追うように椅子がセッティングされると資料をテーブルへ置く、という動作を繰り返していき準備完了となり)
今日の沖田さんは災難続きでしたね。柳さんは性格が悪い女子社員で有名ですし、何もされませんでしたか？
そんな本人は絡まれても気にしない性格なので、きっと次の攻撃に備えて対策を考えたりする強い女性を目指しています！ALSOKの様な彼氏の総悟くんに常に守られている莉奈が羨ましい！そしてあのナンパ野郎が恋しくなりかけていた所に嬉しい情報が！莉奈に好意のある普通に評判の良い社内同僚のモブ男B君ですと！負担にならなければ是非、モブ男B君と絡ませてください！それを見て嫉妬する総悟くんの姿はとても美味です。
…ん、別に何も。書類の確認頼まれただけでィ。つーか柳ってそんな感じなんだな、興味無ェから気にした事なかったわ。
(配り終えた資料のうちひとつを手に取り内容を再確認しながら彼女の話に耳を傾けるも、話題の人物についての興味が薄すぎるため聞き流すような返答になり。資料を戻し、溜息をつくと壁の時計をちらりと見てから彼女に近付き、会議室に2人きりのため名前で呼び返事を待たずにキスして)
はぁ、それにしてもバタつくと一気に疲れがきちまうな…会議までもうちょい時間あるか。だりぃから莉奈で元気補充させてもらうぜィ。
モブ男Bには特に悪い印象を与える予定は今のところ無いので…それこそ萌美ちゃん達に絡まれているところに一度だけ、沖田ではなく彼が助けに入ってしまってもいいかなと。しかも萌美ちゃん達の攻撃が激しく、さすがの莉奈ちゃんでも弱ってしまっている時なら尚更モブ男Bの株が上がるのではと。ALSOKの沖田でもさすがに目が行き届かない時があるはずですので！それから少し莉奈ちゃんと仲良くなるモブ男Bの存在に沖田が気付いてからヤキモチを妬かせようかななんて、未定ながらにざっくりとは考えております。
……んっ。総悟、さん…誰かに見られたら恥ずかしくてドキドキしますが、もっと補充されたいです…。
(名前で呼ばれ答える間もなく唇を塞がれてしまうと驚き目を見開いて。直ぐに唇は離れて素直な気持ちを吐露してはお強請りする様に上目遣いで)
やっぱり誰が来るかわからないのでダメ、ですよね…？
莉奈を助けてくれたりと優しいのに当て馬な存在のモブ男Bくん！モブにしておくのは勿体ないと思ってしまい。説明を聞いてモブ男Bくんも幸せになって欲しいルートはないのか！と切実に願っている自分がいる。全て個人的な考えであり、受け流してもらっても勿論構いませんので！
モブ子たちから助けてもらった莉奈はお礼と称しモブ男Bくんをお昼に誘う→食事している二人の姿を見てモブ男くんの存在に気付いて嫉妬する総悟くん。良きです！
──っ、…まだ時間あるな。
(彼女の上目遣いに動きが止まるも、再び時計を確認しては小声で呟き。一旦彼女から離れて会議室のドアを内側から施錠するとすぐさま彼女の元へ戻り、腰に手を回して抱き寄せ)
これで誰か来る心配は無くなったし、誘ったのは莉奈だぜィ。お望み通りもうちっと補充させてもらいまさァ。
まだ名前も無いモブ男Bのためになんてお優しい！予定では当て馬ですが、会話の中もしくは会話の外で「噂に聞いた」くらいのレベルで幸せな未来を作ってあげてもいいかなと思いました。
モブ男Bの恋心もそこまで軽いものではないので、沖田に詰められようが2人が付き合っていると知っていようが頑張るつもりではいます。せっかくなのでしばらくは出番をあげたいという本音が。嫉妬で冷たくなる事もあるかもしれませんが、それは莉奈ちゃんが好きすぎるためだと思ってくだされば！
……総悟、さん…。
(誰もいない会議室、施錠されてしまうと更に心臓が早鐘を打ち。腰に腕を組んで回され抱き寄せられると背中へ両手回して抱き締め、愛しさを込めながら名前呟いては吸い寄せられる様に、今度は彼女の方から唇を重ね合わせて)
性別関係なく恋している人を見ると応援したくなる奴でして、噂で聞いただけでもモブ男Bくんが救われるというルート確定に安心しました！
当て馬という扱いですが、優しいモブ男Bくんが暫く登場する思うと今からワクワクしてきました！陰ながらひっそり応援しています！総悟くんな冷たい態度の時は莉奈が好きすぎるためなんですね。覚えておきます！
…ん……っ。
(唇が重ねられると同時に目を瞑って受け入れ、その柔らかな感触に少しばかり理性が揺らぎ、少し舌を出しては合図するかのように相手の唇に触れ)
莉奈ちゃんへの淡い恋心に終止符を打たざるを得なかった彼はきっと新しい恋へ前向きに歩き出すことでしょう。
ナンパ野郎のようなモブ中のモブみたいな扱いのキャラも嫌いでは無いのですが、やはり恋敵のようなポジションにも誰かはいてほしいなと。ヤキモチからの喧嘩へ発展しても、沖田の独占欲が強まるだけでお別れなんてありえないので安心してください！
…んん、ッ…は
(相手の舌が唇に触れてくると薄く口を開いて下を受け入れつつ、同様に舌で相手の唇を舐めたり絡ませようと)
モブ男Bくんに幸あれ！と優しく背中を押したくなります。
恋敵ポジション！モブやサブキャラでいた方が話が盛り上がりますのでよくわかります！恋敵の存在により愛し合う二人の絆は一層強くなったり。たまに喧嘩させるのも良いと思うので、モブ男Bくん絡みで嫉妬から拗れるもお互いが愛し合っての喧嘩、という認識でおります！
毎回話し込んでしまってすみません！特に決めておくことがなければこちらは省いてしまって構いませんので！
……んん…ッ、…っは、……莉奈。
(舌を絡ませ合ってしばらく、リップ音と共に唇離すと熱に浮かされたように彼女の名前呼んで見つめ。そのまま額に軽くキス落とすと離れて)
そろそろ会議室開けとかねーとやべェからな。…出るか。
いえいえ、思いのほか細かく設定の擦り合わせができて良かったです。ついつい熱が入ってしまいましたが、楽しかったです！ではこちらで一度蹴らせて頂きますが、何かありましたらまたいつでもお呼びください。こちらはスルーで結構です！
(会議室から出て部署へ戻る途中、まさか自分が社内でキスをするなど今迄ずっと考えられず二次元内だけの事だと思っていたので未だに現実感がなく。しかし唇にはまだ仄かに感触が残っておりドキドキしながら廊下を歩き『 沖田さん……社内で隠れてキスをするの、癖になりそうですね 』社内、密室というシチュエーションがドキドキ感を増し癖になりそうな気持ちを無意識に言葉へ表し、そのままデスクへ戻るとなるべく思い出さぬ様に集中して再びパソコンの画面と睨めっこし)
(廊下にて彼女の呟いた言葉が耳から離れず。確かにスリルがあり非日常を味わうにはまさにとも言えるシチュエーションであったが、彼女が内心困っていたらどうしようという不安は僅かにあったため意外な感想に嬉しくなってしまい。恥ずかしそうにキスを交わした彼女が忘れられず、嗜虐心がそそられたのかまたしようと静かに企み。その後は何も無かったかのように仕事に戻り、そのまま時間は進み終業時間となり。食堂にて彼女が周りに知られるのを躊躇してたのを思い出し、携帯のメッセージにて「下で待ってる」とだけ彼女に送り先に部屋を出て)
──あー終わった終わった。んじゃお疲れさん。
(残業することなく無事に仕事が終わると椅子から立ち上がり、コートを着たり身支度を整えているとメッセージを受信し。様子を見てから『 今すぐ向かいます！』手短にメッセージ送信すると鞄へ携帯をしまい、待っているであろう場所へと慌てて向かい)
──沖田さん！ …すみません、お待たせしましたよね。
おー。お互い残業が無くて何よりでさァ、さっさと帰って飯にしようぜィ。
(急いで来てくれた彼女に、待ってないという意をそれとなく伝えるとゆっくり帰路へとつき始め)
…で、久住は今日何を作ってくれるんで？
夕飯の献立は秘密です！ 今言ってしまったら楽しみが半減してしまうので、たくさん想像してくださいね？
(今伝えるか迷ったが秘密にした方が楽しいと思い、意地悪く説明するとすぐにマンションへ到着となり。エレベーター乗り継ぎ部屋前まで来ると着替えてから、それともこのままか訊ね)
総悟さん、着替えてから部屋に来ますか？ 私はこのまま部屋へ招いても平気ですが、そこは総悟さんにお任せしようかと。
へいへい。その代わりハードルは上がってるからな？
(彼女の可愛らしい意地悪に可笑しそうに返事し、お返しとばかりに意地悪く笑い。尋ねられた事に少し悩んだものの後から行く旨を伝え、念のためにと注意促し)
あー…いや、せっかくだから着替えてくらァ。そんなに時間はかかんねェけど、チャイム鳴らすから鍵はちゃんと閉めときな。じゃあまた後で。
(優しい彼氏の注意をしっかりと聞いて中に入ると内鍵をして。それからは急いで着替え、エプロン姿になるとキッチンにて素早く調理を進めていき。ハードルを上げらてしまったので品数を増やそうとメニュー考えながら手を動かし)
ハードル上げられちゃったからな。普通の肉じゃがではなくて、今回は塩味の肉じゃがにしてみよう！
(楽な格好に着替えたものの、急いで行っては料理を始めたであろう彼女を急かす事になるのではと思案し、ついでに洗濯などの用事を先に済ませてしまおうと。たいして時間を使った訳ではないがやるべき事が終わり、改めて彼女の部屋へと向かい玄関にてチャイム鳴らし)
(テーブルへ並べ終えるのと同時にインターホンが鳴るとエプロン姿のまま玄関へ走って。ドアホンで誰だか確認していたので解錠し、扉を開けてから専用スリッパ用意してダイニング迄案内し)
総悟さんいらっしゃいませ！ 丁度並べ終えた時だったのでグットタイミングでしたよ。飲み物は何が良いですか？
マジで？そんな時間かけてねーつもりだったんだが…手伝えなくて悪りィな。
(案内されたダイニングのテーブルにはすでに用意された料理が並んでおり、その手際の良さに素直に感心し。今日はご飯を楽しみたいという考えから酒は辞めておこうと)
ここ最近酒が続いてたからな…飯旨そうだし、水とか茶で頼んまさァ。
そんな、気にしないでください！ 今日は助けていただいたお礼も兼ねて、遠慮なく食べてくださいね？
(和食をメインとした料理が何品もテーブルに並べられており、汁物と白米は来てから用意しようとしていたので『 さ、座ってくださいね。ご飯とお味噌汁今用意しますので！ 』トレイへ持っていくものを全て乗せてはテーブルへと戻りご飯茶碗と汁物の入ったお椀、冷たい緑茶のコップを相手の前に置いてから対面に座り)
冷めない内に食べましょうか？ ──いただきます！
え、俺が助けた？…そんな記憶無ェけど。
(お礼だと言われて首を傾げながらも促されて席に座り。手を合わせて声をかけ、さっそく目の前に並ぶ料理の数々に口を付けていき)
いただきます。……うまっ。すげーなコレ俺の知ってる肉じゃがじゃねェ。手際も良いけどやっぱ料理上手いんだな莉奈。
私がコピーしている時、絡まれていた所を助けてくれましたよね？ 総悟さんは助けたつもりがなかったとしても、あれ以上話したくなかったので助かりました。
(記憶がないと言われて困った表情になり首を傾げると、気にしないように食事を始めて。肉じゃがは頑張ってつくったので褒められると嬉しそうに微笑み)
その肉じゃが塩味にしてみたのですよ。ごま油も少々入れてみたのですが、喜んでもらえて良かったです！
…マジか、言ってくれりゃ今日のうちにあいつらに言ってやったのに。
(まさかあの時に彼女が絡まれていたとは思わず、結果的に助けたことになったが自分の中で納得いかないようで。内心はもやもやとしつつも、食べている料理の美味しさと彼女の嬉しそうな様子に頬緩みながら食べ進め)
へえ、何でも作れんだな。いつか作ってもらえる弁当がますます楽しみになってくらァ。
何か言われた訳では無いので、そのお気持ちだけ受け取っておきますね。ありがとうございます！
(相手が絡んだ内容だったのでこれ以上心配させないように気遣い、お礼を告げ。彼氏に美味しいと言われ今日の嫌な出来事を忘れることができたのか終始笑いながら食事は進み)
お弁当作る時は総悟さんの為を思い気合い入れてつくりますので、期待していてくださいね。私だけでは夕飯のおかずが残ってしまいそうなので、余ったら持って帰りますか？肉じゃがは特にたくさん作ってしまったので余りそうでして…。
そう言われちゃ素直な俺は期待するしかねーな。莉奈の負担にならねェ時でいいから頼みまさァ。
(彼女の言葉に、気にはしつつもこれ以上の追求はせず。食事も楽しく終わりほとんどは食べ切ったが彼女の言う通り肉じゃがは余ってしまったようで、申し出に頷きつつ食器を片そうと立ち上がり)
──ごちそうさん。…んじゃ甘えて、肉じゃがは貰って帰らせてもらうぜィ。馳走になったしせめて洗い物くらいは俺がするわ。
しんどくなってどうしようもない時は、総悟さんに助けを求めますね。…負担にならない程度に！
(皿を重ね合わせシンクへ運ぶと軽く予洗いしてから食器類を食器洗浄機へ入れていき、全て入れ終わったらあとはお任せし。その間に余った肉じゃがや金平をプラスチック製保存容器へ詰めながらデザートを思い出し)
あ、そうだ。食後のデザート食べませんか？ 残念ながらデザートは手作りではないですけど。
負担になんざ思うわけねーだろィ、どうしようも無くなる前にちゃんと言いな。
(片付け終わり、気を遣いがちな彼女の頭をくしゃりと撫でて。食事は終えたもののデザートが入るくらいにはまだ余裕があるため悩むことなく、冗談めかして笑いながら)
せっかく用意してくれてんなら食いてェ。これだけ料理に手間暇かけてくれたんだ、別にデザートまで手作りにしろなんて文句は言わねーよ。
総悟さん……ありがとうございます。デザート用意しますので食べましょうか！
(撫でられると今すぐにでも甘えたくなるが彼氏という存在は何年ぶりという、長い期間いなかったので距離感や甘えすぎて重く思われないか等色々考えながらありがとうと言うだけで精一杯な様子。空気を変えるためにデザートの話題を続けて冷蔵庫から冷やしておいたチーズタルトを取り出せばお皿へ人数分移し変え、フォークと共にテーブルへ運び)
大人気のチーズタルトを最近お取り寄せしまして、とても美味しかったので総悟さんにも食べてもらいたく！
このタルトテレビとかでよく取り上げられてる奴じゃねーか。わざわざ取り寄せまでしたのに分けてもらって悪りィな。じゃあ早速……ん、旨い。甘さも控えめで食いやすいなコレ。
(運び出されてきたのは有名なケーキ店のチーズタルトで、まさかそんな良い物が出てくると思わず目を丸くさせて。自分にも食べさせたいと残してくれていた彼女が愛しくて微笑み、一口食べると評判通りの味で。食後だというのにあっさり食べ切り満足して)
──噂通りの美味さだったわ、ありがとな。礼といっちゃなんだが、今度のデートは一日莉奈の好きなとこ連れてってやらァ。
サイズが大きく、一人では食べきれないかったので謝らないでくださいね？
(半分程食べきると飲み込んでから説明し、チーズタルトのお礼としてデートへ誘われるとは思っていなかったからか驚くと同時に行先について悩み、決まると瞬時に笑顔となり)
では、デートの行先は総悟さんの部屋が良いです！クリスマスはまだ先なので、楽しみに取っておこうと思いまして。
俺の部屋って隣じゃねーか、欲があるのか無いのかどっちでィ。
(彼女の答えに可笑しそうに笑いながらも頷き、早々に場所は決まってしまったのでそれ以外の予定を立てようと)
まあ別にいいけどよ、特に面白れェもんとか何もねーけどいいんですかィ？やる事っつっても映画レンタルするとかくらいしか思い浮かばねぇしな…。
先日提案しましたモブ男Bの初登場ですが、時期も時期ですし会社の忘年会のようなものを開いてみようかと思うのですがいかがでしょうか？モブ子達を再登場させてもよし、会社家休日のルーティーンからちょっとしたイベントへ寄り道してもよい頃合いかなと思いまして！
現在進行形で話しているお家デートが終わってからでもいいですし、もしよろしければご意見頂ければと！
あまりお金をかけたくないのと、二人きりでゆっくり過ごしたいので。
(完食してから本音で話すと、いちゃいちゃしたい気持ちが強くて全面に押してしまい。言ってから恥ずかしくなったのかほんのりと頬を赤くさせ)
いちゃいちゃしながら動画観るのはどうでしょうか！ 私は嬉しいのですが……総悟さんはやっぱりつまらないですかね。
忘年会はとても良い案ですね！モブ子たちも自然に登場させやすいですし、懲りずに萌美は総悟くんの隣に座ろうとしたりしそうです。敢えて隣には座らず、総悟くんの前に座ってテーブルの下でひっそり手を繋いだり。モブ男B君は莉奈の隣に座り、手を繋いでいるの事に偶然気づいてしまい……などなどどうでしょう！？
忘年会案はお言葉に甘えまして、お家デート後に様子を見て場面転換しようと考えております。それからデートについてですが、勝手にお家デートにしてしまいましたが平気でしたでしょうか？ 前回も莉奈が決めてしまったので総悟くんから行きたい場所がありましたら遠慮なくお願いします！
莉奈と一緒なら何もつまらねェことなんざ無いけど…何、そんなにいちゃいちゃしてーんですかィ？
(恥ずかしそうに頬を染める相手が可愛らしく思え、わざと意地悪い笑みで返し。反応待ちながら、相手に聞こえるか聞こえないかの微妙な声の大きさでぽつりと呟き)
……ま、そうなったら動画観るだけで終われる自信無ェんだけどな。
萌美ちゃんなら確かにしてきそう…。沖田は決して嫌っている訳ではなくただ単に興味が無いだけなので、隣に座られようが何も気にしないと思います。という感じでお互いにヤキモチ成分強めな忘年会にしちゃってもいいかな、と！しかし対面だと手を繋ぐのも不自然にならないでしょうか…？最初こそ先輩組後輩組で先が離れていて、莉奈ちゃんの隣にはモブ男Bを座らせておく予定です。彼がトイレか何かで立った隙に沖田がしっかり莉奈ちゃんの隣を確保していて、それまでの2人を見ていたのでヤキモチからそのまま終わりまでずっと手を離さなかったり…。帰ってきたモブ男B君にはもちろん気付いてもらいますが！
…と、こちらからも案として出してみましたが、ここはやはりこうしたいという所などあればぜひお教えください。
転換了解です、お家デートも全然大丈夫です！では沖田からはまた後日外へ出かけるようなデートを提案させますね。
……恥ずかしいですが好きな人が隣にいたら私は触れたいですし、触れられたいと強く願ってしまいますね。
(意地悪なところも大好きのひとつであるのでチラチラとチラ見していたが真直ぐに見詰め返し、最後の微妙な声での発言が耳に届くと想像が膨らんでしまいなぜだか真っ赤に)
わ、私も……それを望んでいます。動画を見るだけでなく、他のことも……。
さすが総悟くん！もはや萌美は総悟くんの視界に映っていないという事ですね。総悟くんのドSな顔を見たら萌美はドMに目覚めそうな……なんて。ヤキモチ成分強めな忘年会は最高なので忘年会になりましたら是非その流れで行きましょう！なるほど。確かに不自然な感じになりそうなのでご提案通り、最初は先輩と後輩とグループができて離れてしまい。しかし、時間が経ってモブ男B君が席を立った瞬間総悟くんが隣へ移動。そこでひっそり手を繋ぐ！という事ですね！
帰ってきたモブ男B君は複雑ですが見守っている側の此方はに後日改めてデートの提案も含め、本当に毎回総悟くんには夢を見させてもらっておりまして、お礼してもしたりません！あなた様あっての総悟くんですので、改めてお二人に感謝の言葉を。本当にいつもありがとうございます。師走で忙しい時期、これからインフルエンザも流行ってきますのでお身体を大切になさってください。
……お前、何言ってるか分かってんですかィ？
(まさかの答えに目を丸くさせるも、言葉の真意を問うようにまっすぐ相手を見つめて。嬉しく思いつつももしかしたら天然で出た発言なのかと少しだけ不安になるが、当日を思い描いてにやりと口角上げ)
はぁ、そういう事絶対に他の男の前で言うんじゃねーぞ。……ま、せっかくなんで当日は楽しみにしときまさァ。
まさかの萌美ちゃんがドMに目覚めてしまうオチ…！提案を受け入れてくださりありがとうございます。モブ男Bくんは元々莉奈ちゃんに好意を持っていたため、この忘年会で少しでもお近づきになろうと考えていますが……沖田に心を折られながらもしばらくは諦めずに莉奈ちゃんを振り向かせようと頑張ってもらう予定です！
そう言って頂けてこちらこそ感謝です。お話の途中で急な変更や提案などを挟むにも関わらず、いつも受け入れてくださって本当にありがとうございます！これからも、莉奈ちゃんはもちろん背後様にも楽しんでもらえたらと、拙いながらも沖田と共にお相手させて頂きたいと思っております。お優しいお言葉に感謝しかありません…。あなた様も流行り病には十二分にお気をつけくださいませ！
……えっ？ 私、変な事言ってしまいましたか？さ、触ると言ってもその……抱きついたり、そういう感じですからね！
(きょとんと不思議そうに首傾げるも直ぐに慌てて弁解し、口角上がったのを見て更に耳朶迄真赤に)
こんなこと、総悟さんにしか言いませんよ！……お手柔らかに、お願いします。
想像ではなくて実際に動いている健気な姿のモブ男B君を見たらきっと頑張れと応援したくなりますね。莉奈と結び付けてあげられないのが残念です！モブ男B君頑張れ、君ならできるよ！
こちらのPL同士の会話も楽しく、毎回長くなってしまってすみません！ 頃合いを見て省いてしまって構いませんのでよろしくお願いします！
ふーん？…ってことはその日は莉奈から抱きついてきてくれるってことだよな？
(真っ赤になる彼女を見て頬杖つきながら揶揄うように笑い。自分だけに、という言葉に満足し、今度ははっきりと聞こえるように)
当たり前でィ、俺以外にんな事言ったら周りが勘違いヤローばかりになっちまう。…お手柔らかに、できるかどうかは保証しねェけどな。
まだ見ぬモブ男Bくんへの優しいエールをありがとうございます！モブ男Bくんが莉奈ちゃんを諦めるまではしばしお付き合いくださいませ！
いえいえ、こちらこそいつも楽しませて頂いているので長くなってしまってすみません。また何かありましたらお声をかけさせて頂きますね！こちらは蹴ってくださって結構です。
それは、もちろん。総悟さんが望むのであれば……たくさん抱きつきますので！
(揶揄う言葉に対して恥ずかしがりながらも本気に捉えると力強何頷いて見せ。完食しお皿を洗うと掛け時計にて時間確認後、じっと見遣り)
……もうこんな時間なんですね。あ、そうだ！今年の忘年会こそは総悟さんの隣に座れたら良いな。
そんな堂々と宣言されたの初めてでィ、ほんとお前面白れェな。
(素直すぎる彼女に笑い抑えきれず可笑しそうに。つられてちらりと時計見ると、そろそろ帰らなければと椅子から立ち上がり)
あー遅くまで悪い、つい長居しちまいやした。忘年会ねぇ…最初は席決まっちまってるけど。ま、いい感じに酒が回って他の奴らも酔っ払ってきたら、席もどこ座ろうが気にするもんもいねーからその時だな。
じゃあ、その時を楽しみにしていますね！…おやすみなさい。
(見送る為に玄関まで来ると手を振りつつ挨拶交わして。翌朝、何時もより少し早めに出勤、コートに首はストール巻いて防寒対策バッチリだが寒さに耐えかねコンビニにてホットカフェオレ購入し。スケジュール帳にて本日の予定確認しつつ飲みながら歩き)
今日も一日忙しそうだな……。
──マジか、いつの間にそんなに案件抱え込んでんでィ。
(いつの間にか彼女に追いつき後ろからひょこっと顔覗かせ、彼女の呟きに相槌を打つように声をかけ。防寒対策というほどのものでは無いがコートだけ羽織り、寒さから両手をポケットに入れて歩き)
──っ！？ びっくりした……総悟さんおはようございます。
(まさか背後より話し掛けられるとは思わず飲んでいたカフェオレを落としそうになるが、何とか落とさずに。全て上司の指示によるもの、何件かは午前中に終わりそうな案件であるのか多少は余裕があり)
土方さんの指示ですが、午前中に終わりそうなので平気ですよ！
チッ、土方アノヤロー……んじゃまずココ。この打ち合わせ相手は甘いもんが好きだから手土産に持っていきゃ心象がよくなる。次にこいつは女好きだから莉奈には行かせらんねェ俺が行く、別に何も問題にはならねーから気にすんな。
(仕事の鬼である上司に恨みをぶつけるように舌打ちして。未だ開かれたままの彼女のスケジュール帳に書かれている予定をひとつひとつ指差し、自分の都合も織り交ぜながらアドバイスして)
…確かに数としちゃ多い方だが、そんな気負う必要もねーし何かあったらいつでも言いな。
土方さんは悪くないので怒らないでください。私が可能な範囲だけ引き受ければいいものを、断れずに全て引き受けてしまったのが悪いので！
(飲み終えたカップは袋へしまい、鞄からボールペン取り出すと直ぐに手帳へメモして。あくまで自分が悪いと主張して上司を庇うと早速言葉に甘え一緒に来て欲しいとお願いし。徐々に会社へ近付いて来ると誰に聞かれるかわからないのもあり、名前から苗字呼びへと変えて)
先程女性が好きと言っていたこの引先、一緒に来てもらえませんか？ 私が引き受けた仕事ですので沖田さんに任せるのではなく、一緒に行くのなら安心ですよね？ 沖田さんがいれば取引先の方も下手に手を出してこないでしょうし。…本音は仕事中もなるべく近くにいたいという理由ですが。
はー…まあ教育係なのに把握できてなかった俺も俺か。つーかお前ホント真面目すぎでさァ……あー分かった。俺も回せる仕事は午後に回して午前の分は早めに終わらせる。終わり次第で一緒に行くから、それまでに久住も他の仕事やっときな。
(彼女の純粋で真面目な所かつ可愛らしい本音に毒気を抜かれ、早々に出されたお願いに頷くとそれに合わせて自分予定を調整して。そのまま会社に到着、自分達の部署に着くと早速予定を早めた仕事を済ませるために、いつものサボり魔とは思えないほど仕事に打ち込み始め)
わかりました！午前中に手土産など買いに行ったり色々済ませてしまいますので、午後お願いします。
(部署へ到着してから午前中は忙しなく動き回り、お昼は手短に済ませると自身のデスクにて持っていく手土産や資料など必要な物を最終チェックしており)
よし、忘れ物はなし…と。
──久住、準備できたか？そろそろ出ようと思うんだがどうでィ？
(外に出るためコート羽織り、一緒に出る予定の相手の様子を伺って)
はい、私は何時でも行けますので！
(鞄と資料や手土産の袋を持つと何時でも出掛けられる様子で準備万端であり、元気よく気合いを入れて)
沖田さんよろしくお願いします！
じゃ、行くぜィ。
(気合いの入った彼女を見ると薄く微笑み、部屋を出てそのまま相手の会社へと歩みを進め。しばらくして見えてきた立派なビルに入ると、受付に声かけて取引先との部屋に通してもらい)
──失礼します、お電話させて頂きました沖田です。本日はよろしくお願いします。
(どの取引先へ行く時も立派なビルに毎回緊張してしまい。受付にて相手が声を掛けると続いて挨拶し軽く頭を下げ、直ぐに部屋へ通してもらうと相手よりやや後ろに立って)
…よろしくお願いします。
部下の久住です…まだまだ新人なので、僭越ですがこの件私も一緒に進めさせて頂こうと。
(にこにこと営業スマイルで部下の紹介、相手からの「担当は1人と聞いていたが」との質問に同席する旨伝え。持ってきていた手土産を渡すよう促し)
久住、お渡しして。
御社とはこれからもよりよい関係でありたく、今回だけは上司と二人での取引となることをご了承ください。次回からは担当者のみとなりますので。
(椅子に座らせてもらうと、見慣れぬ営業スマイルに緊張しながらも続け様に謙って今回の取引について説明後一礼し。紙袋ごと手土産をテーブルの上を介して渡し終えると再び一礼、柔らかな笑みで対応し)
烏骨鶏のカステラがお好きだと訊いておりましたので御用意いたしました。実はこの烏骨鶏のカステラは祖母の好物でもあり、私もよく食べて育ちました。大人になった現在、私も好物になりまして自分へのご褒美の時に買って食べております。
──以上が弊社からの提案になります。また先ほど申し上げました通り、これより担当はこの久住となりますので何卒よろしくお願い致します。
(好みの手土産に気分を良くした相手とその後何事も無くスムーズに取引は進み。話が終わったあと相手から握手を求められたため応じたが、次にその握手の手は下心の見え隠れする笑みと共に彼女の方へと向き)
……今後ともどうぞ、弊社をよろしくお願いいたします。
(頭を下げて挨拶をすると下心の見え透いた笑みに内心イラつくも、気持ちを表情に出さぬ様優しく微笑みながら今後の仕事の為にと、本当は嫌なのだが両手で優しく包み込む様に握手してはすぐに離して)
次もありますので、私たちはこれにて失礼します。ありがとうございました。
(深々と頭を下げた後応接室から社外へ出ると一気に力が抜けて安心した表情となり、先ずはお礼を告げて)
沖田さん、ありがとうございました。私一人で来ていたらきっと怒らせてしまっていたかもしれないので、商談について色々と勉強になりました。
おうお疲れ、久住はよくやったと思うぜィ。次からはお前1人で相手してもらわねェとなんだが……あー悪い、ちっとばかし忘れもんだわ。ここで待ってて。
(いろいろ我慢をしていたであろう彼女を労い、次回からの事を考えると動き止めて少し悩み。棒読み気味でこの場所を動かないよう伝えると足早に、たった今出てきたばかりの取引先会社へと戻り。しばらく経った後、忘れ物と言った割には何も持たず、しかし分かる人には分かる程度の機嫌の良さで出てきて)
──待たせたな。さ、帰りまさァ。
沖田さん、怒ってますか？あまりにも機嫌がよすぎるので怒っているのかと思いまして。
(素直に従って戻って来るまで待っていると、機嫌の良い姿が逆に怖くなり怒っているのか考えては素直に質問し。忘れ物については空気を読み質問することは無いが少しだけ気になっているようで)
疲れているようでしたら、カフェへ寄ってから会社へ戻りますか？ 今日のお礼に奢らせてください！
別に怒ってなんざねーよ？たださっきのお相手さんに、ちゃんと挨拶するの忘れてたからし直してきただけでさァ。「何度も言うようですが、久住は新人なので何か不手際がありましたらいつでも私が担当を代わります。どうぞ、よりよい関係を。」ってな。よーく分かってくれたみてェで、何度も頷いてくれたぜィ。
(彼女の質問に、先ほど相手に見せていたものより黒さ5割り増しほどの営業スマイルを顔に貼り付け、本人曰く忘れ物のやり取りを披露し。簡単に言えば、釘を刺してきたわけだが上手くいったようで。彼女からの申し出に口角上げて頷くと、自分達の会社からは少し離れているだろうと彼女の手を取って)
そうだなァ、休憩してから戻るとするか。…あのクソヤローの手つき、思い出したら腹立ってきまさァ。消毒な消毒。
私が不甲斐ないばかりにすみません、ありがとうございます！
(黒さが増したスマイルを見てそれ以上は恐怖から何も聞けず、反射的に謝るとそこで区切りを付け。消毒と称して手を繋がれると周りを見渡してから指を軽く絡ませて歩き、直ぐに手頃なカフェが見つかるとどうするか訊ね)
沖田さん、このカフェはどうでしょうか？
久住は不甲斐なくなんかねェよ。…誰だって自分の女に下心丸出しで近付いてこられたら腹立つだろィ、いくら仕事相手でもな。
(指を絡ませた手を優しく、しっかりと握り。思いのほか早く見つかったカフェに、時計を確認して余裕がある事を確認して中へ入り)
おう、こんだけ早く見つかりゃ少しは休憩時間も取れそうでさァ。入ろうぜィ。
……沖田さんがモテる理由がよくわかりました。私は顔から入った一目惚れですが、どんな沖田さんも愛おしいです。
(改めてとても愛されていると思うと握る力が強くなり、入店と同時に店員がやってくると席まで案内され)
ここは私の奢りですから何でも注文してくださいね！
…何でィ急に。
(予想だにしない言葉に不意をつかれ、照れ隠しにそっぽ向き。席に着くとメニュー広げ、揶揄うように笑いながらオーダーして)
何でもいいんだな？じゃあメニューの端から端まで……冗談でさァ。アイスコーヒーひとつ。
愛しい彼氏さまがカッコよすぎると無性に言いたくなり。悪い気はしないですよね？
(照れ隠しする姿が愛おしく、素直に気持ちを伝えるとにやけてしまい。その間に店員が通りかかったので手短にオーダー済ませて)
沖田さんはアイスコーヒーだけでよかったのですか？
そりゃ悪い気はしねーよ。んじゃ俺も、男寄せ付けすぎるほど可愛すぎる彼女を目に焼き付けるとしまさァ。
(頬杖ついて揶揄うように笑いながら相手をまっすぐ見つめ続け、彼女の質問に頷きながら理由を話し)
実は今日仕事終わりに同期の奴らに飲みに行こうって誘われちまって、今食ったら入らなくなるからコーヒーだけで充分。…つー訳で今日は一緒に帰れないけど悪りィな。
目の前で言われるとかなり恥ずかしいですね！…そんな見ないでください！
(揶揄うように言われて見詰められると恥ずかしさから顔面を手で覆い隠そうとした時、店員が現れてテーブルに並べられ。同期との呑み会も大切なのは理解できるので、一緒に帰れない事に悲しむ所か笑顔で)
同期との呑み会ってとても楽しいので 沖田さんが謝る事はひとつもありませんよ。気にせず楽しんできてくださいね！
帰ったら連絡する。つーか明日休みだからな、もし飲み過ぎたら俺の事は頼みまさァ。
(恥ずかしがる彼女見て可笑しそうに笑うと、運ばれてきたコーヒー飲んで一息つき。ふと彼女の方にそういった予定は無いのか気になり)
…忘年会とは別に、そっちも同期の奴らと飲み会入ったりするんじゃねーの？まあお前酒弱いから心配だけど。
頼むって介抱ですか？それはもちろん、ですが沖田さんがお店で酔いつぶれる姿見てみたいかも……なんて。
(介抱するのは当たり前と思っており酒の強い相手が酔い潰れる姿等想像できず、それが逆に見てみたい要因となり。忘年会シーズンの今だからこそ呑み会の誘いがあってもおかしくなく、鞄の中にある携帯が振動しそれに気付くと取り出して。ポップアップ通知にてメッセージ確認、正に話題に挙がっている同期だけの呑み会のお誘いで。一番親しい女の親友からの誘いを受けると日程について確認する為メッセージ送信し)
同期の呑み会、今し方誘われました！日程についてまだ詳しい情報は聞いていないので未定ですが、決まったら直ぐにお伝えしますね！
なまじ酒が強いのもあんま良くねーんだけどな。加減を知らねェ奴の相手が回ってくるうえに、接待とかだと断れねェからそれこそ潰れちまう。
(自分が酔い潰れるという事に関心を示す相手に苦々しい顔をしながら説明し。話している途中で彼女の携帯が通知を知らせる音に気付き、確認する彼女の一連の動作を黙って見守り。その通知の内容を聞くと納得したように頷き、時計確認すると声をかけ)
噂をすれば何ちゃらだな。……っと、そろそろ会社戻るぜィ。
お酒が強い沖田さんも呑みの席では色々と苦労させられているのですね。同期との呑み会だと気軽に呑めるので結果、呑みすぎて酔うというパターンでしょうか？
(支払いを済ませそれからは会社へと戻り、その道中お酒が強くても潰れてしまう理由を知り、弱い自分はどうすればよいのかと悩みつつ部署へ戻り。直ぐに上司へ商談の報告した後デスクへ戻るといつもと変わらぬ作業を経て定時となり)
……今日も残業しないで帰れそうだ。どこか寄ってから帰ろうかな？
そうかもな、接待や上司相手だと多少なりとも気を遣うから気を張ってるうちは酔ってる感じもしねェし。まあその分あとで一気に酔いが回ってきちまうんだが…。久住はあんまり無理すんじゃねーぞ。
(奢ってもらったことに礼を述べ、自分ならまだしもこの先接待もあるであろう彼女に注意促し。会社へ戻りその後は何事もなく定時、彼女にしか聞こえない声量で声をかけてから同期に連れられ退社して)
じゃーな久住、早めに帰るようにはするから明日デートしようぜィ。
沖田さんお疲れ様でした──…え？
(帰り際に声を掛けられ挨拶するも小声で話された内容に驚き、姿を捜すも既に帰ってしまったのか姿が見当たらず。聞き違いでなければ “ デート” の単語が聴こえ内心喜びながら彼女も退社し。帰り際スーパーへ寄って帰るか、たまには軽く一人で呑んで帰るか悩みながら夜道を歩き)
明日は休みだし、一人だけど軽く呑んで帰ろうかな…。
「今から飲み始め。俺らも今度飲みに行こうぜィ。」
「思ったより遅くなりそう。莉奈は帰ったか？家着いたら一応連絡くだせェ。」
(合間にひとつふたつ彼女へメッセージ飛ばしながらも、早めに帰るとは言ったものの久々の同期との飲み会に酒は進み)
『 私もいま居酒屋で一人、軽く呑んでいます！ 今度は二人で行きたいですね 』
『 帰宅したらまたメッセージしますので！ 明日休みでもお酒は程々に、ですよ！ 』
(居酒屋でひとりまったり呑んでいた時、携帯が震えてポップアップにてメッセージを確認し。直ぐにメッセージ送信してはファジーネーブルを再び注文し)
(彼女のメッセージ見て返信しようとした矢先、同期に絡まれそのまま返信できずに再び飲みに入り)
(モブ男)
お姉さん一人飲み？良かったら俺らと一緒に飲まない？
(居酒屋にいては失礼なほど香水の匂いを撒き散らしながら、自分の仲間数人と共に座ってる席指差して声をかけ)
いきなりですが、映画館の奴とはまた違うモブ男の登場です！出すつもりは無かったのですが流れでつい…そして出演順的にこいつをモブ男Bと呼んでしまうのは少し抵抗がありますので前と同じ表記で失礼します。
ちなみに沖田には帰ってからたっぷりヤキモチを妬いてもらう予定です。
(既読になってから暫く経つが呑み会に夢中になっているのだと言い聞かせ、携帯を鞄へしまおうとした矢先に不快な香水の香りが鼻腔を通り。彼氏以外の男には興味が無い為声も不快感でしかなく、声を掛けられると引き攣った笑顔でキッパリとお断りして)
一人で呑むのが好きなので間に合ってますから、今すぐお帰りください。
まさかここでまた新たなモブ男と遭遇できるなんて！ 毎回楽しいモブ男の提供に感謝致します。総悟くんのヤキモチを今から想うとニヤけが止まりませんな！
(モブ男)
そんな寂しい事言わないでさ～。あっ、ちょっと待ってて！……よし、じゃあ席には来なくていいからちょっとだけ！一緒に飲んでくんない？
(冷たい態度にもめげずバタバタと元の席から酒の入った自分のグラス持ってきて隣に座り、嫌味な感じは出さないようにこにこと)
いつも突然ですみません…莉奈ちゃんが都合良く1人になってしまったのでついやってしまいました！
最初のモブほど嫌な感じは無いようなまた違ったモブで絡ませて頂きますが、うざくはあると思うので適度に逃げ帰ってください！
(態度から察して欲しいがめげないというメンタルの強さに面倒だな、と思いつつも表情に出さぬよう気を付け。当たり前の様に同じテーブルへ、隣へ座られると適当に相手して何かあれば直ぐに帰ろうと考えながら取り敢えず会話は続けられて)
呑むだけならまあ、いいですよ。…あなたはどうして私に声を掛けたのですか？ 友達かわかりませんが、その人たちと呑んでいた方が楽しいと思いますけど。
お気になさらずに！ モブ男くんの登場に密かにニヤニヤと。
モブ男くんのことは悪い人ではないと認識し始めるも、総悟くんの事が気になって数回会話をしたら様子を見て帰ろうと思います！
(モブ男)
ラッキー！どうしてって、そりゃもちろんお姉さんが可愛いからに決まってるじゃん？あいつらはいいのいいの、俺的にはこっちでお姉さんと飲む方が今は大事！
(ぱちりとウインク飛ばし、元の席から聞こえる仲間の楽しげな声に笑いながらも隣を立つ様子なくぺらぺらと話し続けて)
ていうかさ、お姉さんみたいな可愛い子が一人とか珍しいんだよね～。あっ、もしかして彼氏と上手くいってなかったり？俺話とか聞いちゃうよ？
実はいろんなモブ男動かすのが楽しくて…。
了解です、莉奈ちゃんが帰って少しした後に沖田も帰る予定です。こちら蹴ってくださいませ！
なるほど…そうやって言葉巧みに色々な女性へナンパしているのですね。大丈夫です、お世辞だと理解しているので。
(手馴れた手法のナンパだと理解すると物好きがいるものだなと内心感じて。彼氏に言われる迄自分が可愛いとは一度も思った事がなく、お世辞だと思い軽く受け流し)
残念ながら彼氏とは毎日ラブラブですのでご安心を。こうやって一人で過ごす日をつくった方が長続きしますので。…あなたは彼女いるのですか？
(モブ男)
ええ～、そんな風に見える？お姉さんってば辛辣だなぁ、それにお世辞なんかじゃないよ！
(否定も肯定もせず明らかに流されているにも関わらず未だ隣で話し続けて。彼氏がいると知ると大げさなほどにがっかりしたリアクション見せるも、すぐに顔上げて連絡先だけでも手に入れようと粘り)
あ、マジで？やっぱ彼氏いるんだそうだよねー。俺？彼女いたらさすがに声かけられないって！お姉さん面白いな、友達としてなら彼氏も怒らないんじゃない？連絡先教えてよ、今度飲みに行こう！
そうですか、それはどうもありがとうございます。携帯の番号書いておきましたのでいつでもかけてきてくださいね。私はこれで帰りますので
(最早口調が棒読みになってきており一応礼をつたえて。鞄からメモを1枚破りボールペンでマヨネーズが好きな上司の携帯番号を書きながら内心にて上司に謝り。書き終えると笑顔で紙を手渡すと身支度整えてから椅子から立ち上がり、会計すませるとそそくさと店から出て。歩きながら彼へ『 今から帰りますが、総悟さんはまだ呑んでいますか？ 』手短にメッセージ送信し)
予定より帰るのが遅くなっちゃったな……。
「俺ももう帰れそうでさァ。つーか帰る。」
……お前ら飲み過ぎでィ、おら帰るぞ。
(メッセージを知らせる通知音に携帯開き、ひとつ前の返信をしていないことに気付いて頭掻きながらも同じように手短に返し。久しぶりに自分もそこそこ飲んではいるので若干足元おぼつかない状態ではあるが、目の前で自分よりは確実に潰れている同期を起こして立たせ店を出て同期を家まで送ろうと考えたため自分の帰宅時間はさらに遅くなりそうで)
(入浴後に携帯を確認するとメッセージが受信されており確認すると既読にさせ『 わかりました、気をつけて帰宅してくださいね！ 』メッセージ送信後、直ぐにスキンケアを始めると録画していたドラマを観始めて)
総悟さん、今から帰宅となると遅くなるだろうな……。
……あー…何時だ今…寒っ……。
(彼女からのメッセージを受信して30分後、ようやく家に帰り着き自分の部屋へ入ろうと鍵を出そうとする手を止めて。そのまま足は自分の部屋の前を離れ隣の彼女の部屋の前で止まり、中にいる住人が寝ているかもしれないという考えは酔いによって薄まってしまい躊躇なくインターホン押して)
(ドラマに集中していたのかインターホンの音に驚くと慌てて玄関へと向かい、扉を開けて招き入れては大分酔っている姿に相当呑んできたのだろうと察して)
総悟さんおかえりなさい！……大分酔っていますね。今日はこのまま泊まっていきますか？
ただいま……ん、泊まる…。
(ドアが開くともたれかかるように彼女に体預けつつも重くないように配慮して。風呂上がりのいい匂いに安心するように顔緩め、寒さで冷えた体で申し訳ないと思いながらも彼女に擦り寄り)
莉奈あったけェ…。
──わっ！？ 総悟さんは冷たすぎますよ。…抱き締められて嬉しいですが、すぐにお風呂入りますか？
(もたれかかってくるも配慮されているのか重くはなく、抱き締め返し背中を摩りつつ入浴するか訊ねて)
お泊まりは初めてですよね……嬉しいな。
風呂…入りてェ。……悪いけど適当に見繕って服取ってきてくんね？
(一旦離れて鞄の中から先ほど取り出すことを辞めた鍵を取り出して彼女に渡し、そのままネクタイ緩めながら風呂場へ向かおうと)
急で悪りィな、莉奈もいつでもウチに来てくれていいんだぜィ？
いえいえ、私もいつでも泊まりに来てくれて構わないので！では今度遊びに行く時、泊まりでお邪魔させてもらいますね。
(鍵を受け取ると『 お部屋お邪魔します 』と伝え、泊まりについて笑顔で話した後彼の部屋へ。間取りは同じなのだが自分の部屋ではない為勝手がわからず寝室を探すこと数分、やっと部屋を見つけクローゼットの中から部屋着になりそうなゆったりとした服を選ぶと自身の部屋へ戻り、脱衣場にあるカゴへバスタオルなどのタオル類と持ってきた服を置いて)
総悟さん！バスタオルと着替え持ってきましたので、カゴの中へ置いておきますね？
(浴室へいるであろう彼へ一言伝えてから飲み物を飲もうとキッチンへ)
おーサンキュ。──ふう、さっぱりした。
(彼女の声が扉の外から聞こえるとシャワーの音に紛れないよう声を大きめに返事して。しばらくして風呂から上がり、持ってきてくれた服に着替えて未だ濡れたままの頭をタオルで拭きながらリビングへと戻り。風呂上がりですっきりしたとはいえさらにもう少し酔いをさまそうと、飲み物を飲んでる彼女に自分もと伝えて)
ちっとマシになったかな…俺も何か飲み物貰っていいですかィ？
年末が近付いて忙しくなってきたので返事にムラが出てきてしまって申し訳ありません！
そして、今日これからと明日はお返事が難しくなります…次のお返事まで大変お待たせしてしまうことになりますが、すみません…。
あ、総悟さん。少しは酔い醒めましたか？
(キッチンにてミネラルウォーターを飲んでいると風呂上がりの彼がやってきて、500mlミネラルウォーターのペットボトル手渡しつつ)
ミネラルウォーターでも良ければどうぞ。寝る時ですが、総悟さんがベッド使ってください。私はソファでも眠れますし。
レスペースは気にしないでください！こちらもいつも時間がバラバラですし、深夜にいつもすみません。遅くなっても事情を把握していますのでゆっくりで平気ですからね！いつもありがとうございます！
予定より大幅に遅れてしまってすみません！
私事ですが、まだちょっと仕事が落ち着く目処が立たず……クリスマスも近いので早めにとは思ってたんですけど、大変お待たせしてしまって本当にすみません！
お仕事お疲れ様です！
年末の忙しさは身に染みてますので此方はお気になさらず、プライベートの方を優先させてください！
お忙しい中御報告ありがとうございました！
微妙に醒めたような醒めてないような……。
(ミネラルウォーター受け取りさっそく口をつけ一口飲んで一息ついて。彼女からの提案を悩むことなく却下し、本気混じりの冗談を口にしつつソファに腰掛けると鼻鳴らし、僅かに部屋に漂う香水の残り香のようなものに首傾げ)
…ん？何でィこの匂い……莉奈、香水変えやした？
大っ変遅くなりましてすみません！クリスマスも大晦日も何もできず……年も明けてしまいましたが、改めて今年もよろしくお願いします。本当にすみません。
お話の途中から返させて頂きました。少し前に出てきたモブ男の特徴を活かそうと、無理矢理ですが香水ネタをねじ込ませてしまいましたが…もし流れが掴めないようでしたら適当に場面変換してもらって大丈夫ですので！
え？私、香水つけてないよ──あ。もしかしたら居酒屋でナンパしてきた奴の残り香かも。嫌いな香水の香りだったからよく覚えていて。この香りはナンパ野郎の香水の香りだ。
(冷蔵庫へミネラルウォーターしまってからソファへ座り、ベッドで眠る件を却下されてしまうとどうしようかと悩んで。そんな悩み中に香水について訊かれるとつけていないので不思議に首傾げ、思い出したのは居酒屋での出来事。素直に全て説明すると思い出してしまったのかは不快感から表情歪め)
あけましておめでとうございます！忙しい時はお互い様ですので気にしないでください。こうやって再び出会えたことが何より嬉しいですから！流行病も終息する所か再び緊急事態宣言が発令されてしまうのかと毎日心配事がつきません。
香水ネタもいいアクセントになっていますのでそのままお返事させていただきました！
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