水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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(隣の席に鞄とコートを置くと目の前に出されたメニューに視線を落とし今は食欲が湧かないなと暗い面持ちでいれば投げ掛けられたその質問にハッとして顔を上げ自分があからさまな態度でいることからきっと察してくれたのだろうかとフッと表情を和らげると出された水を手に一口飲んで「凄いなぁマスター、何でもお見通しのようで…。あ、生お願いします。」先程まで張り詰めていた緊張の意図がプツンと切れたように落ち着いた心持ちでいるのが自分で分かり、取り敢えず来て良かったと内心で安堵の吐息をつくと早速悩みの種をどうにか出来ないかといくらか期待を込めながらマスターの方へ顔を向け「実は、先日水沢がここで出すような言動を職場で出しまして…いや、俺のせいなんですけどね。」と先週あった一連の流れを知らないものと思い一から事情を説明して、いざ本題に入るところでまたバクバクと心臓が鳴り響くような感覚になりカウンターの上で両手を握り締めて「…なんかその辺りから俺変なんです。女性でも男性でも水沢の良い面を皆に知ってもらえて凄く嬉しい筈なのに、アイツの周りにはいつも誰かしらがいて、それが仕事だろうがなんだろうが見てるだけでこう、モヤモヤするようになって。それが日に日に悪化していくようで耐えられなくて水沢を避けるようになっちゃって……本当は俺が隣に居たいのに。」自分でもよく分からない心情を分かるように伝えるのはとても難しく言葉にするのを悩みながら発言して、まるで独り占めしたいかのように本当の素の相手を皆に知られるのが少し残念で自分とだけの秘密で特別という立場にいる優越感が消失してしまったようにポツリと最後の言葉を吐いて。今でも先程の相手とのやり取りを思い返せば逃げてきてしまったことにとてつもない後悔の念が渦巻きもはや自分は何をしたいのだろうかと衰退したようにげっそりと大きな溜め息をついて)
(/この後の流れですが、もしよければ金曜日をクリスマスにして以前考えていた展開で回すのはどうでしょうか?
クリスマスの予定は仕事で潰れてしまい、皆が帰った後結城がケーキを買って戻ってきて会社でこっそりとクリスマスを過ごす…その中でギクシャクしてしまった関係を修復してより距離を縮める。というような感じ…でしたか?)
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