水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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(佐倉井による有無を言わさぬその威圧的なオーラにどうにも誤魔化しきれる自信がないと怯み今の状況を包み隠さず話してしまえば少しはスッキリするだろうかと流されかけたその瞬間に、後ろから聞き慣れた声音を耳にしてハッと振り返れば何だかいつもと違う雰囲気に気が付き「…水沢?」危機的状況から救われた事からホッと安堵するも考えてみれば相手とも妙に気まずい状況に陥っている事を思い出すとつい視線を外して)
佐倉井「あ、水沢さん!お疲れ様です。最近結城さん元気ないなぁと思って、心配していたんです。水沢さんとも以前のようにお話されていないようですけど。」
結城「ちょっ、佐倉井さん!…えっと、俺は大丈夫だから水沢まで巻き込まないで…」
(黙って聞いていればペラペラと余計な事を話し出してしまいそうで焦った様子で制止を掛けるとにこっと可愛らしい笑顔を向けられ)
佐倉井「大丈夫ですよ、何も言いませんから。それじゃあ私は戻りますね。お二人ともお疲れ様でした。」
(嵐が過ぎ去っていくかのように反論も許されず去って行ってしまった佐倉井の後ろ姿を目に、不本意に二人きりにされてしまい何を話せばいいのかと目を泳がせて「あー…あ、今日の弁当…も、旨かったよ。猫も可愛くて…食べるの勿体なかった。」あははと無理矢理繕うその表情はあまりにも不自然でいつもどのように話していただろうかと思い出すことが出来ず視線を落としては心臓がバクバクと煩く鳴り早くこの場を去りたいと一歩後ろへ下がって距離を取り)
(/はい!やってきましたこの時が!ワクワクが止まりません!マスターとの会話が楽しみすぎます…ふふ。宜しくお願いします!)
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