水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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(作業を進めている間に相手は同僚と話し、何やら一緒に出て行って。相手の背を見送りながら寂しさや残念さを感じて。相手と同僚たちがフロアを出て行って少ししてから切のいいところで作業を終わらせれば片づけをすれば「お先に失礼します」といつものように穏やかな声音で残っている同僚に挨拶を行いフロアを出て行って。普段よりいっそう精神的に疲れてしまいテンションもだだ下がりで帰路に着いて。こういう時こそ飲みに行くかと考えればいつものバーへと向かって。バーへ到着すればためらわず扉を開き中に入って。軽く挨拶をしてカウンター席へと座れば「いつものお酒と……何か晩御飯になりそうなものが食べたいな。すぐできそうなので何かオススメある?」と気楽な口調でマスターに注文いして。マスターも慣れたもので質問に答え、返答を聞けば注文されたお酒を出して料理を作り始めて)
マスター「今日は何だかいつもよりお疲れのようですね」
水沢「そうなんだ。凄く疲れた」
(そう言って酒を煽れば昨日今日とあったことをざっくりと話して)
マスター「それはそれは。大変でしたね。女性にちやほやされることに慣れていなくて疲れてしまったのではないですか?」
水沢「いや、正直なところ特に嬉しいとは思わない。戸惑いの方が強いし正直放っておいて欲しい」
(はぁ、とため息をついて苦い表情で言って)
マスター「そうですか。ですがそれは難しいかもしれませんね。これまでとはまた違った一面、それも誰かのために怒れるというのはカッコイイですからね」
(そう言いながら出来上がった料理を相手の前に出して)
水沢「このまま続くのは勘弁してもらいたい。……おかわり」
(酒を飲み干すと追加を頼み、出された料理を食べ始めて)
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