水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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(一人そわそわとラウンジで待っていればいつもと変わらない時間に出勤する相手の姿を視界に捉えればパッと顔を上げるなりこちらに気付いて手を振ってくれる様にキュンと胸が締め付けられて思わずはにかんだ笑みで手を振り返すと、テーブルの上を片付けて善は急げと立ち上がるなり足早にゴミをゴミ箱に放ってフロアへと向かい直ぐ様相手の席へと視線をやれば思わぬ状況にピタッと足を止めて。フロアの出入口付近で身を固めて凝視したのは相手の席に女性が3人楽しげに話している様子で、今までじゃあり得ないその風景を目の当たりにするとドキドキと不整脈のように心臓が煩く鳴り踵を返して自席へと向かうと当たり前のように置かれたお弁当の入った手提げが机の下から覗くと嬉しい筈のそれに何故か顔をしかめてドカッと席に座り、『よぉ、結城。昨日は大丈夫だったのか?無事に終わったのかよ。』隣の席の同僚に声をかけられれば据わった目とどこか機嫌の悪い口調で「終わったよ。俺を誰だと思ってんだ。」鞄から必要な書類などを出しながらチラと相手の席を盗み見るも女性に囲まれ会話をする様子にはやはり尋常じゃない焦りが生じて、昨日の仕事のミスで感じた焦りとはまったく違う感情に自分でもよく分からずパソコンを弄りながらなんとか誤魔化そうと気を紛らわし、きっと昨日の一件で相手の隠された一面が女性陣の心を掴み相手の気を引こうと必死なのだろうとどこか客観的に考えていれば実は自分もその一人だということにまだ気付いておらず)
(/全然問題ありません!今後も展開上先に進めてしまっても何か入れたいシチュなどありましたら遠慮なく挿入してください。それに合わせた展開に書き替えますので!
この後も水沢さんのモテモテ回を自由に進めてくださいませ!)
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