水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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あぁ、だからテレビの中限定だが魔法とか使ったりする
(微笑み頷いて。勉強熱心だったと言われれば「肝心な役どころだったのもあるが、演じてて楽しかったっていうのもあるな」と答えて。そして犯人ではと問われると小さく微笑んだ後、眼鏡を外し髪型を崩し「それを僕に聞くのはちょっと野暮じゃない? 続きを見れば分かるんだからさ。ねぇ?」と肩を竦めてみせ劇中の足立透っぽく言って。
逃げた足立を追った主人公たち。しかしその部屋に足立の姿はなく、部屋にあった大きなテレビを見詰めた。テレビの中へ逃げたのではという話になり、いつも通りの場所からテレビの中へ入って追いかけようという話になった。そしてテレビの中へ入り足立の居場所を探り、居ることを確認した後は準備も必要だからと一旦戻ることになった。
暗転し、一人テレビの世界にいる主人公。一人歩いて足立のいる場所へと向かう。暗転し、どこかの部屋の背景に変わる。主人公は周囲を確認する。一瞬だけライトが消えすぐにつく。主人公の後ろには足立がおり、拳銃を主人公の頭に向けている
足立「困るんだよねー。ちゃんとみんなで来てもらわないとさ。……拍子抜けでしょ? いつも探偵ごっこしてるお友達はどうしたのよ?」(それまでの人の良さそうな口調とはまるで違い、相手を馬鹿にしたような口調で言って)
主人公「……話をしに来た」
足立「ふーん、つまんないの。みんな一緒に来ればいいじゃない。力を合わせて悪い奴を倒しにさ。友情・努力・勝利? 君らそういうの大好きじゃない」(ケラケラ笑いながら馬鹿にして)
主人公「あなただとは思いたくなかった」
足立「へぇ」
主人公「信じてた!」(振り返る主人公)
足立「で? 信じるほど僕の何を知ってたわけ? 別に話とかないんだけど。正論振りかざして事件解決するなら警察なんて要らないでしょ」(興味無さそうに言った後、置いてあった椅子に座って)
足立「君が信じてたのは君の頭ん中で君が勝手に創った僕だろ? 勝手に信じて勝手に裏切られて、僕に文句言うってちょっとお門違いじゃない?」(つまらなさそうに)
主人公「……堂島さんにも同じ言葉が言えるのか。考えなおしてください!」
足立「……君、結構つまんないこと言うね。一人でノコノコやってきて説得しようとか考えてる君みたいなのが一番腹立たしいよ。撃ったらどうなると思う?」(椅子から立ち上がり拳銃を主人公に向けて)
主人公「まだ罪を重ねるつもりか」
足立「たったそれだけのことだよ」
主人公「撃てやしないさ」
発砲音が響く。
足立「分からない? 話は終わったんだ。……次は外してあげないよ。そうだ、選ばせてあげよっか。お友達のとこに逃げ帰ってみんなを連れてくるか、それともここで死ぬか。……でも、単なる復讐じゃつまんないか。君らの探偵ごっこ、最後まで見せてよ。あれ、すごいウケんだよね。超青春! って感じだし」(主人公に背を向け歩き出して)
足立「みんなを連れておいでよ。ねぇ、リーダーさん?」
主人公「話はまだ!」
足立「じゃ、バイバーイ」(主人公に背を向け歩きながら手をひらひら振って舞台の袖に消えて)
暗転しテレビの販売コーナーの背景に変わる。舞台の袖から茶髪の青年がやってくる。
茶髪の青年「おかえり。たく、やっぱり一人で行ったんだな」
主人公「ごめん」
茶髪の青年「いいよ。止めなかった俺も俺だしよ。あいつらには内緒にしとくし足立のことも今は聞かねー。けどさ、俺らをもっと信用しろよな。ま、無事で何よりだ」
主人公「陽介……」
茶髪の青年「今日はもう閉店です、お客様。また明日みなさんでお越しくださいってな」
主人公「ありがとう」
茶髪の青年「ん、あいよ、相棒」
)
(/良かったです! ではこの感じで場合によっては端折りながら書いていきます。
面白いので興味があればぜひ!
そう言って頂ければ嬉しいです!)
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